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誰かに響く

僕は、泣いた日々を発信する。

作者: 宮原叶映
掲載日:2019/12/09

今さらですが。

作者は、女性です。なぜか、自分を小説で書くと、僕になります。そこを理解してください。

 僕は、よく泣いた。


 もちろん、人生で初めて泣いたのは、

 この世に生まれたときだ。


 母によると、

 赤ちゃんの時からよく泣いたらしい。

 大変だったらしい。

 自分のことなのに、

 他人こといってる気がするな。




 僕は、よく泣いた。

 

 笑った。


 悪さして、怒られた。


 よく分からない。


 何て言ったらいいのか分からない。


 嫌なことを言われた。


 嫌なことをされた。


 信頼している人に、裏切られた。


 味方が、いない。


 理解してくれない。


 大切な存在が、亡くなった。


 その他のことでもね。


 本当に、よく泣いたと想う。

 僕は、一種のパニックに近いと想うんだ。




 僕が泣いたのを見つけて、

 面白がって言うやつもいる。

 自分がされたときの気持ちを考えろと想う。




 何かで出来なくて、泣いてしまったときがあった。


 先生も理解してくれたから、少しその場で休んでいた。

 そうしたら、大丈夫といじめっ子がやって来た。

 僕は、大丈夫だからほっておいてと言った。

 それでも、しつこく言ってきた。

 周りのその子の仲間も参戦する始末。

 僕は、その場から逃げた。

 だってね。

 落ち着けるのに時間がかかる域に達したから。


 誰かが言った。


 逃げた。


 って、お前らのせいだろと想いながら、

 その場から立ち去った。

 そいつらが、追いかけてきた。

 近くのトイレに、逃げ込んだ。

 鍵があるから。

 急いで、鍵を閉めた。

 何か言ってきた。

 はっきりとは、覚えてない。

 僕は、泣きながら言ってやった。


 ほっておいて、そうしたら、落ち着くから。


 なのに、そいつらはしつこく何かを言ってきた。

 そうしたら、隣で授業をしていた先生がやって来た。

 


 静かにしなさい。授業中です。



 すみません。先生、その気持ち分かります。

 


 僕は、ただ落ち着こうとしていただげ。

 周りが、聞いてくれなかいから。

 あろうことか、大騒ぎになってしまった。

 先生と話して、落ち着いた。


 先生が、とんでもないことを言ってきた。

 首謀者に、謝れと。

 何でと想いだから、謝るしかなかった。

 誰も悪くないとは、言えない。

 だからって、泣いた僕の責任にした。

 強いて言うなら、

 理解せず言いたい放題した人達だと想うんだ。




 何で、泣いたのか理解されなくて。


 だって、自然と涙が流れるだもん。


 なのに、勝手なことを相手が言うんだ。



 泣かしたみたいだから泣くな。



 知るかって想った。

 無意識に、泣いてしまうのにね。




 誰かが、言った。



 環境が、合わなかった。



 それもある。

 でも、その言葉で片付けられた気がする。

 辛かった。


 


 僕は、決めた。


 泣いた日々を忘れない。


 こうやって、たくさんの人に伝えて、

 知ってもらいたい。


 同じ人間には、僕のように泣いてしまう人が

 いることを。


 理解されない苦しみを持って、

 トラウマになって、

 恐がりながら、

 隣にいることを。

 

 その何気ない言葉で、

 傷つけられて、

 人を信用出来なってしまった

 人がいるのを。



 だから、僕が発信する。

 


 だから、泣いた日々を忘れない。


 自分がされて、辛かったから。

 それをしない。

 それをさせない。

 それをしてほしくない。

 


 僕は、想うんだ。

 泣くことは、いいこと。

 自分の感情が、出ている証。

 泣いてもいい。

 


 僕も泣く。

 でも、泣いたときはほっておいてほしい。

 その言葉を理解してほしい。

 泣かれて困るのなら、言うことを聞いてほしい。



 だからね。


 僕は、泣いた日々を忘れない。

読んでいただき、ありがとうございます。



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