僕は、泣いた日々を発信する。
今さらですが。
作者は、女性です。なぜか、自分を小説で書くと、僕になります。そこを理解してください。
僕は、よく泣いた。
もちろん、人生で初めて泣いたのは、
この世に生まれたときだ。
母によると、
赤ちゃんの時からよく泣いたらしい。
大変だったらしい。
自分のことなのに、
他人こといってる気がするな。
僕は、よく泣いた。
笑った。
悪さして、怒られた。
よく分からない。
何て言ったらいいのか分からない。
嫌なことを言われた。
嫌なことをされた。
信頼している人に、裏切られた。
味方が、いない。
理解してくれない。
大切な存在が、亡くなった。
その他のことでもね。
本当に、よく泣いたと想う。
僕は、一種のパニックに近いと想うんだ。
僕が泣いたのを見つけて、
面白がって言うやつもいる。
自分がされたときの気持ちを考えろと想う。
何かで出来なくて、泣いてしまったときがあった。
先生も理解してくれたから、少しその場で休んでいた。
そうしたら、大丈夫といじめっ子がやって来た。
僕は、大丈夫だからほっておいてと言った。
それでも、しつこく言ってきた。
周りのその子の仲間も参戦する始末。
僕は、その場から逃げた。
だってね。
落ち着けるのに時間がかかる域に達したから。
誰かが言った。
逃げた。
って、お前らのせいだろと想いながら、
その場から立ち去った。
そいつらが、追いかけてきた。
近くのトイレに、逃げ込んだ。
鍵があるから。
急いで、鍵を閉めた。
何か言ってきた。
はっきりとは、覚えてない。
僕は、泣きながら言ってやった。
ほっておいて、そうしたら、落ち着くから。
なのに、そいつらはしつこく何かを言ってきた。
そうしたら、隣で授業をしていた先生がやって来た。
静かにしなさい。授業中です。
すみません。先生、その気持ち分かります。
僕は、ただ落ち着こうとしていただげ。
周りが、聞いてくれなかいから。
あろうことか、大騒ぎになってしまった。
先生と話して、落ち着いた。
先生が、とんでもないことを言ってきた。
首謀者に、謝れと。
何でと想いだから、謝るしかなかった。
誰も悪くないとは、言えない。
だからって、泣いた僕の責任にした。
強いて言うなら、
理解せず言いたい放題した人達だと想うんだ。
何で、泣いたのか理解されなくて。
だって、自然と涙が流れるだもん。
なのに、勝手なことを相手が言うんだ。
泣かしたみたいだから泣くな。
知るかって想った。
無意識に、泣いてしまうのにね。
誰かが、言った。
環境が、合わなかった。
それもある。
でも、その言葉で片付けられた気がする。
辛かった。
僕は、決めた。
泣いた日々を忘れない。
こうやって、たくさんの人に伝えて、
知ってもらいたい。
同じ人間には、僕のように泣いてしまう人が
いることを。
理解されない苦しみを持って、
トラウマになって、
恐がりながら、
隣にいることを。
その何気ない言葉で、
傷つけられて、
人を信用出来なってしまった
人がいるのを。
だから、僕が発信する。
だから、泣いた日々を忘れない。
自分がされて、辛かったから。
それをしない。
それをさせない。
それをしてほしくない。
僕は、想うんだ。
泣くことは、いいこと。
自分の感情が、出ている証。
泣いてもいい。
僕も泣く。
でも、泣いたときはほっておいてほしい。
その言葉を理解してほしい。
泣かれて困るのなら、言うことを聞いてほしい。
だからね。
僕は、泣いた日々を忘れない。
読んでいただき、ありがとうございます。