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一方そのころ
担当:書込監視保安委員長
フェル視点です。あと、短いです。
気がついたら、私は眠っていた。お母さんにやられたんだと思う。私がだだなんてこねたから。
そのとき、罵声が響き渡った。
二人の人間の男が、家に入ってくる。
慌てて起きたが、逃げ場所なんてない。でも、近づいたら殺されそうだから隠れる。
ベッドの下に隠れたところで、家に入ってきた。
「ここが吸血鬼の家か?」
「そのようですね。ただ、あいにく留守でしょうか。
では、どうしますか?」
小さい男が、もう一人に問いかける。
そして、もう一人が答える。
「吸血鬼は回収できなかったが、家がなくなれば必ず移動をしなければならない。
ならばまた、発見することができるだろう。今回のようにまた通報での発見かは分からんが、吸血鬼は有能だ。捕まえておきたい。」
そして最後に吐き捨てた。
「ここだけでも壊していこう。」
このままでは全部壊されてしまう。そう思ったとき、フェルは飛び出した。
「私がいくから、壊さないで。」