ガチャと提供割合
WHOがゲーム中毒を疾患と定めたみたいです。節度を持って楽しむ物だってことなんですけど。
まあそれは置いといて、私はスマホ世代なので、身近なゲームと言えばまず思いつくのはスマホアプリなわけです。いわゆるソシャゲですね。ソシャゲといえば皆さんご存じガチャなるシステムがありますよね。パチンコと同じ仕組みだとか言われたりしますが。あれ、提供割合で例えばSRが10%とかありますよね。その時、『10%ってことは10回引けば一回は当たるじゃん~』って思いがちじゃないですか。でも当然、そんなわけないんです。だって10回に1回当たるなら、10回目には確率100%になってしまうので。そうじゃなくて、10%ってことは、1回目でも10回目でも確率10%ってことです。提供割合の詳細とか見ると、結構書いてあったりするんですよ。『10回に1回は確実に当たるというわけではありません。あくまで目安です。』みたいな。そうなると今度は、たくさん引く意味ってあるの?って話になってくるわけです。そこで私、ちょっと計算してみました。適当なので間違ってるかもしれませんが……。
設定として、SR以上が出る確率を10%とし、10回引いてSR以上を当てるのが目的とします。
まず10枚全部外す確率。これは0.1を外しまくる、すなわち0.9を当てまくればいいので、計算すると約35%。で、少なくとも一枚は当たる確率はそうじゃない方なので65%。ここまで計算して私は『おお!結構当たるじゃないか!』と思いました。でもよくよく考えてみると、65%っていうのは1枚当てたり、あるいは2枚当てたりっていうのを全てひっくるめた確率なので、実際何枚当てるのかっていう確率はもっと下がるんです。
と、いうわけで、次に当てる枚数ごとの確率。SR以上が1枚しか当たらなかった場合。この場合は当て方のパターン(例えば1回目に当てるのか、2回目に当てるのか)を考えないといけないみたいなんで、それも加味して計算してみると、結果はだいたい38%。全部外すよりも若干高い確率です。ちなみにこれ、2枚当てるとすると確率は19%くらいまで下がります。さらに3枚、4枚と当てる数が増えれば増えるほど確率は下がっていきます。まあ、そんなもんですよね。期待してなかったし。しかもこれ、SR以上っていう割と寛容な心でガチャを引いてるのでこれくらいの確立になっていますが、実際にはもっと上のレア度を狙うので、そうなるともっと厳しい確率になります。試しにUR、確率1%を当てようとすると、10回引いて一枚も出ない確率は約90%。1枚だけ当てる確率は約9%です。まあ1回引く時の割合が1%だから、たくさん引くほうがいいってことは分かりました。石があれば、の話ですけど。
とまあ、こんな感じかと思われます。といっても、誰もがわかってることですよね。何回引いても、当たらない確率のほうが高い。だから一枚確定とかあるわけで。しかし改めて数字にしてみると、けっこうなもんですなぁ。
ちなみにですけど、無限に引けるなら、引けば引くほど当たる確率は大きくなっていく。ということは、石の数によって最も効率のいい回数があるってことですかね?回数と割合をグラフにしたら分かるのかな?なんか、誰かがもう作ってくれてそう。
今回はここまでなんですが、ちょっとゲームの話をひとつ。ゲームといっても、アプリではなくテレビゲームのほうです。私はゲームをしない家庭で育ったので、テレビゲームはほとんどしません。でも最近ゲーム実況を見るようになって、『ゲームってすげーー!!!』ってつくづく思います。まず何がすごいって、あのスタッフロールの長さ。映画並みじゃないですか。それってつまり、ゲーム一本作るのに、映画一本作るのと同じくらいの熱で制作されてるってことじゃないですか。それって滅茶苦茶かっこよくないですか?内容とかも、もはや映画ですよね。個人的にはグラセフⅤのラストとかすごく好きです。あの殺さない方のやつ。あとサイコブレイク2もそうですけど、やっぱりある程度すっきり終わるのが好きですね。考えさせられたり、感動したり、これを作ってる人がいるのかぁって思いますよ。近い将来、ゲームがオリンピック競技になるって話もありますし(この場合は対戦型ゲーム)、ゲームなんてというにはあまりに大きい、そんな感じがします。