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異能力世界の日常  作者: 串田和88
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落ちこぼれたちの逆転談6

あれから4日。未だに俺は基礎体力トレーニングの真っ最中だ。

「よし!今日はそこまでじゃ!虎、ちょっとこっちまできてみぃ」

「はい!師匠」

「この間模擬戦をしたときに気づいたことをいってみぃ」

模擬戦の事を思い出す。確かあの時俺は後ろをとって確実に仕留めたと思ったのに、師匠は消えたように後ろに回っていて俺はやられたんだ。

「師匠が、消えたように見えました」

「あれは、消えたのではない。ただ速く動いたのじゃ」

「あんなに速く動けるなんて...なんて身体能力なんだ!」

「あれは身体能力ではない。あれこそが細胞活性能力の使い道なんじゃよ、細胞活性能力により、足の細胞を活性させることで爆発的な速さを生む。手の細胞を活性させれば、岩をも砕くパンチを放つ。他にもこの能力の使い道はいくらでもある。あとは、自分に合う使い方を見つけてそれを使うまでじゃ」

すごい...こんな能力を俺はもっていたのか。今まで気づかずにいたなんて、なんて勿体ない!

「明日からは、能力のトレーニングをするからの、準備を怠るでないぞ!」

「は、はい!」

やっと、能力のトレーニングができる!今度の体育祭でA組の奴等を見返すためにも俺は力を付けなければならないからな!

翌朝師匠が一辺が3メートルほどの立方体を軽々と運んできた。

「これを使ってトレーニングをするぞい、まずは、足の細胞を活性させる感覚を覚えるトレーニングじゃ、細胞活性はなれるしかないからのぅ、ジャンプして、これに乗れるようになったら、次の特訓にうつるぞい、では頑張ってろよ、わしはねる」

「ちょ、ちょっと師匠コツは!コツを教えてください!」

「活性させたい場所の血流を速くするイメージじゃ、頑張れよ」

たけぇな。よし、足の血流を速くするイメージでジャンプ!!

ドゴンっ!!!

「いってぇーーー、やっぱそう簡単にはいかないよな、よし、やるか!」


読んで頂きありがとうございました。次話もよろしくお願いいたします!

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