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ライバル？
お昼休み、私はどこでお弁当を食べようか悩んでいた。
「ねぇ。」
突然話しかけられた。
「あ、はい。」
「貴方、涙とどういう関係？」
「え、いや、ただのクラスメイト………。」
「本当なの！？」
「本当ですよ……。てか貴方は？」
「あたしは2年A組の西金寺瑠璃。」
「あ、はい。」
「涙は瑠璃のなんだからねっ？」
「そうなんですか？」
「そうなの！瑠璃の家はお金持ちだから何でも出来るの。涙は瑠璃のごふっ。」
西金寺さん？の口を後ろから涙くんが抑えた。
「瑠璃、何してんの？( ^ω^ )」
「涙……お昼一緒に食べましょ！」
「瑠璃さA組でしょ？何でわざわざD組まできたの？」
「涙に会うためよ！」
「はぁ……俺さ望琉と大事な話あるからごめん。」
そう言って私の手を取り、教室から出ていった。
「涙くん、いいの？」
「いいの。俺正直あいつのこと嫌いだし。」
私たちは空き教室に入った。
