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第9話【保護者会という名の180億ボルト級の地獄。極上ニート、世間体という壁にパッキングされる】

「……あー、無理。180.0000%ガチで、全知全能の俺をもってしても、この空間の『気まずさ』はハックできねえわ。知らんけど」


俺は、銀河保育園の多目的ホール(180億ドル級のクリスタル製)の片隅で、借りてきた猫のようにパッキング(着席)していた。


今日は『新入園児・保護者会』


周りを見渡せば、銀河銀行の頭取、超新星爆発のエネルギー管理官、180億光年の歴史を誇る老舗貴族……。


そんな180億ドル級の「勝ち組」たちが、180.0000%ガチな正装でパッキング(集結)している。


対する俺は、昭和の呉市で買ったヨレヨレのシャツ。


隣に座るアカリは、産後の180億ボルト級のイライラを隠すために、180億ドル相当の黒いベールで顔をパッキング(偽装)しているが、殺気が漏れすぎて周囲3メートルに誰も近寄らない。


「ちょっとタノム、アンタ! なんでそんな『あられの粉』がついたままの格好で来たのよッ!! 我が家の世間体が180億光年先までボッシュートされるじゃないッ!!」


「……あー、うるせえな。俺は『個人タクシー運転手』だぞ。就労証明もパッキング済みだ。労働者の服に粉が付いてるのは、180.0000%ガチに誠実な証拠だ。知らんけど」


すると、教壇に立った園長(見た目は180億年前の化石)が、180億ボルトのダミ声でマイクを叩いた。


「えー、新入生のパッキング(入園)に際し、保護者の皆様には『自己紹介』と『家庭の教育方針』を180.0000秒以内で述べていただきます。……まずは、あちらの……『極上ニート』から『タクシー運転手』へ奇跡のクラスチェンジを遂げた、タノム様から」


「……ッ!!」


アカリの拳が180億トンの衝撃で俺の太ももをパッキング(打撃)した。


「……いっ……あー、いいか。……行くよ、行けばいいんだろ。ダルいけど」


俺は180億秒(約5分)かけてゆっくりと立ち上がり、全銀河の選ばれし民たちの視線を180億ボルトの速さで浴びた。


「……あー、タノムだ。仕事は宇宙軽巡洋艦個人タクシー運転手。教育方針は……『パッキングミスを恐れず、出たとこ勝負で、知らんけどと言い切る精神力』。以上だ、知らんけど」


会場が180億ドル級の静寂にパッキングされた。


銀行の頭取が「……あの、宇宙軽巡洋艦というのは、最新のナノ技術を用いた空間跳躍デバイスか何かで?」


と、180.0000%ガチな顔でハック(質問)してきた。


「……いや、10万年のお古だ。180億ボルトの輝きを放つこともある。知らんけど」


俺がそう言い切った瞬間、ホールの入り口が180億トンの衝撃でパッキング(破壊)された。


「Oh... Tanomu!! Gachi-Vibesなスピーチだったぜ!! 俺もつぐるの『宇宙の叔父(自称)』として、180億ドル級の祝辞を述べに来たぜ!!」


180億ドルのダイヤを全身にパッキングしたジャスティン(宇宙版)が、180億ボルトのスポットライトと共に乱入してきた。


「ジャスティン!? なんでお前がここにパッキングされてんだよ!!」


「Tanomuの息子が入園するんだろ? 俺がスパチャ(寄付金)として、この保育園に180億ドルの黄金製滑り台をパッキングしておいたぜ! これで継もGachi-Vibesな園生活が送れるな!!」


『180億ドルの黄金滑り台!?』


『さすが極上タクシー運転手、コネクションが180億光年レベルだ!!』


周囲の手のひら返しが180億ボルトの速さで行われ、俺とアカリは一瞬で「銀河で最もミステリアスなVIP夫婦」としてパッキング(誤解)された。


アカリは


「……あー、もう、どうにでもなりなさいよッ!!」


と、ヤケクソでジャスティンの投げキッスを180.0000%ガチで受け流していた。


その頃、自宅で180億ドル級の留守番をしていた継は、一人で銀河六法全書の『贈収賄罪』のページに180億ボルトの付箋を貼っていた。


「……あー、やれやれだぜ。世間体ってのは、180億ドルの金ピカより、チーズあられ一袋の方が重いんだけどな。知らんけど」


俺は、ジャスティンが持ってきたトリュフ風味のチーズあられを口にパッキングし、再び180.0000秒で思考をシャットダウンした。


ジンツーの「宇宙タクシー」としての評判は、こうして180億ボルト級の勘違いと共に、銀河の果てまでパッキング(拡散)されていくのであった。

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