国際結婚って、結局どっちが強いの? 妻(ベトナム人)と私(日本人)が語るリアルな力関係
我が家は国際結婚夫婦である。
日本人夫とベトナム人妻。
文化や価値観の違いから生まれる夫婦間の力関係について話している。
夫の私は妻のことを「強い」と感じている。
些細なことでもすぐに「戦闘態勢」に入り、論理よりも感情が先行しがちだ。
一方、妻は私のことを「細かすぎる」と評し、将来のことばかり考えすぎると不満を漏らす。
これは、国際結婚に限らず、多くの夫婦が直面するすれ違いではないだろうか。
私たちの話には、文化的な背景が色濃く反映されているのかもしれない。
特に印象的だった出来事は、ベトナムでの駐車スペースをめぐるトラブルだ。
妻は自分たちの権利を守るために他の住人と徹底的に戦った。
私はやりすぎだと感じたのだけど、妻にとっては当たり前のことなのだ。
この「権利意識」の強さは、ベトナムという国が持つたくましさや、自らの生活を守るための力強さの表れなのかもしれない。
そして、夫婦の力関係は、子どもの誕生によってさらに複雑になった。
「娘が一番強い」と笑いながら夫婦で話した。
これは、親が子に無条件の愛情を注ぐがゆえに、子どもが家庭の中心になり、自然と力関係の頂点に立つという、多くの家庭で見られる普遍的な現象なのだと思う。
文化の違いから生じる衝突。
その根底には深い信頼と愛情があるから本音で話せる。
些細な喧嘩や価値観のぶつかり合いも、私たちにとっては日常の一部であり、お互いを理解し、受け入れるための大切な時間なのだ。
異なる文化を持つ二人が、一つ屋根の下で共に生きる姿は、多様性を受け入れ、共に歩むことの素晴らしさなのか、面倒くささなのか分からないのだけれど、もうね、お互いに宇宙人と暮らしている感覚なのかもしれない。




