国際結婚の修羅場で知った。2万円の32型テレビが「人生のヒーロー」だった話
寝室にテレビが欲しくなった。
寝る前にゴロゴロしながらちょっと動画を見たい。
候補には40型、42型と大きなサイズも並んだのだけど、結局、我が家にやってきたのはハイセンスの32型。
お値段は、Yahoo!ショッピングのポイント戦術を駆使して2万円ぐらいに収まった。
「安かろう悪かろう」という言葉があるけれど、これがどうして、なかなかどうして。
結構、いい感じだ。
リモコン下部にはYouTube、Netflix、Prime Videoの専用ボタンが鎮座している。
思えば、我が家がテレビを見る時間なんて、そのほとんどがストリーミングサービスだ。
この32型は、まさに現代のための道具だった。
しかし、この安価な32型テレビが真価を発揮したのは、まさかの引っ越しの時だった。
妻(外国人)と私の母親が「バチバチ」と衝突し、「こりゃ一緒に住むのは厳しい」という結論に至り、私たちは急遽家を出ることになった。
引っ越し業者? 高い。
頼む余裕も時間も惜しい。
ならばと車に荷物を積み込むことになったのだ。
そこでヒーローになったのがこの32型である。
もし40型以上を買っていたら、一人で抱えて運ぶのはまず無理だっただろう。
けれども、32型は違う。
ひょいと持ち上げて、車の後部座席にポン。
往復を繰り返す中で、このテレビがどれだけ運搬に優れているかを痛感した。
結果的に、引っ越し業者代を丸々節約できたのだ。
あの時、寝る部屋だしと妥協したはずの32型は、私の人生において最も実用的な選択として輝いた。
画面サイズを追いかける時代は終わったのかもしれない。
知らんけど。
安くて、機能が充実していて、いざとなれば一人で抱えて新しい生活へと連れて行ける。
かつてVHS一体型のテレビで映画に夢中になった時代もあったのだけど、今の私にとって、このハイセンスの32型テレビこそが、身軽な暮らしを支えてくれる最高の相棒である。
P.S. ちなみに、半年以上使っているが、故障は一切なし。Switch2のゲームももちろん楽しめている。大きな画面だけが正義じゃない、って話。




