国際結婚のリアル!ベトナム人妻が日本の運転免許とプリウスを勝ち取った日
我が家のベトナム人妻が、日本の車の運転免許取得という大きな目標に向かって奮闘している。
その道のりは、まるで波乱万丈の物語のようだ。
始まりは、ベトナムで取得していたバイクの運転免許からの切り替えだった。
日本の運転免許センターでの筆記試験。
さぞかし苦労したことだろう。
しかし、そこは持ち前の粘り強さで、ギリギリのところで合格を勝ち取った。
「あと1問間違っていたら不合格だった」と聞いた時は、思わず安堵のため息が漏れた。筆記試験を突破し、いよいよバイクの実技試験へ。
しかし、ここでも思わぬハプニングが待ち受けていた。
なんと、まさかの書類不備で、せっかくの試験当日にお預けとなってしまったのだ。
がっかりする妻の姿を見て、こちらも胸が締め付けられた。
急いで次の予約を取ろうにも、1ヶ月先まで埋まっている。
日本の運転免許の予約の取りにくさを痛感した出来事だった。そして、ようやく訪れたバイクの実技試験当日。
結果は、残念ながら不合格だった。
緊張しやすい妻のことだから、きっとプレッシャーを感じていたのだろう。
コースを間違え、さらに焦りから信号無視までしてしまった。
初めてのことに挑戦する時の、あの独特の緊張感。
妻の気持ちが痛いほどわかる。バイクの実技試験の壁は厚かったのだけれど、妻は諦めなかった。
ほどなくしてバイクの実技試験にも合格し、125ccまでのバイクを運転できる小型限定普通二輪免許を取得した。
今度は自動車の運転免許取得を目指し、教習所に通い始めた。
初めての車の運転は「難しい。でも、楽しかった」と、充実した表情で語ってくれた。
仕事の合間を縫って教習所に通う日々。
早ければ春、遅くとも夏までには免許が取れるといいね、と励まし合った。車の運転は難しいと言いながらも、妻は必死に練習を続けている。
驚いたのは、ゲームセンターのマリオカートで運転練習を始めたことだ。
「イメージトレーニングみたいなものなのかな」と、その真剣さに思わず笑みがこぼれた。
ゲームの世界でハンドルを握る妻の姿は、まるで小さなレーサーのようだった。そんな彼女の努力が実を結んだ瞬間が訪れた。
自動車の仮免試験に一発合格したのだ!
合格の知らせを聞いて、妻は嬉しそうに鼻歌を歌っていた。
その姿を見た時、私も心から嬉しくなった。
本当におめでとう、と何度もお祝いの言葉を伝えた。
運転免許取得という目標に向かって、ひたむきに努力する妻の姿は、私にとって大きな刺激となっている。
これからも、時に寄り添い、時に見守りながら、彼女の挑戦を応援し続けたい。
そして、いつか妻の運転する車で、一緒に日本の美しい景色を見に行ける日を楽しみにしている。
時は流れて。
妻は愛車のプリウスで車通勤している。




