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教祖誕生

 Rod Ascension Church。

 通称Rod。


 マリアが渡した、この組織の教義や構成を記した資料を、拓人は真剣に読み込んでいた。


 

 「どうだ?中々の出来栄えであろう?」


 我ながら素晴らしい出来栄えだと自負しておる。

 これならば、二千年の時を経ても色褪せず、脈々と受け継がれていく宗教となるはずよ。


 タクトが既に雛形を作っておいてくれたから、さして手間もなく事が運んだ。


 元よりあった、掟に背いたら骨を折るという制度。

 中々に厳格な規則だ。

 

 うぶな顔をしてからに、締める手加減せぬところなど、正に上に立つ者の証。

 しかも、幹部たちの話によると、自らも御父様からその罰を率先して受けたという。

 下に模範を見せる姿も堂に入っておる。


 おかげで矯正の受け入れも、さして抵抗無く進めることが出来た。

 前と比べると、かなり優しくしてしまったかもしれん。


 タクトには甘いと言われるやもしれんが、根底に愛が無ければ人は付いて来ぬ。

 そこら辺も教えてやらねばなるまい。


 だが、タクトは優しさを持ち得ておるし、御父様を目指しておるのだ。

 ならばこの愛のある導きも受け入れられるだろう。


 おそらくだが、やり方がまだわからんだけなのだ。

 過酷な幼少期を経て、暴力という手近な方法へ走ってしまったのだろう。


 今後は、妾が身近で細かく教えてあげねばならぬな。

 ここに住まわせ、愛のなんたるかを伝え進ぜようぞ。


 既に、部屋は隣り合わせで用意しておる。

 ゆくゆくは一緒の部屋に出来るよう改築も済ませた。

 まあ、なんだ……夢を叶えた後には()()()()()()もあるだろうからな。


 だが、まだ駄目だ!


 妾へ夢中に成りすぎて、目的が疎かになってはいかん!

 あくまで悲願を成した褒美として賜わすのだ。

 

 タクトはまだ若い。

 情欲を持て余すこともあるだろう。

 しかし、それを制御してこその修行だ。


 自身を正し、律することを覚えさせねばならぬ。

 

 その為に、少し扇状的な寝巻きも用意した。

 以前のように、寝る前まで話をする際に着用する予定だ。

 

 ベッドで隣に座り、彼奴が盗み見る視線を堪能し、昂った所で躱すのだ。


 辛いだろう、苦しいだろう。

 

 しかし、それが彼を高めると信じておる。

 その為に、百着以上の寝巻を揃えた。


 飽きさせん為だ。

 決して楽しみにしておるわけではない。


 とはいえ、我慢が効かず躱し切れなければどうしよう、などの心配もない。


 彼奴は、すでに戒めの心を持っておる。

 

 現に、この妾が密着しても指一本触れようとせなんだ。

 その自制心たるや、キリスト教で最も戒律が厳しいトラピストたちのようだ。


 妾もムキになり、色々と密着を試みたが、彼奴はそれを耐え抜いてみせた。

 明らかな動揺を見せながらもだ。


 そのなんと逞しいことか!

 

 心が揺れながらも律する。

 それが何より難しいのだ。


 思わず妾の出来得る限界まで試してしもうたわ。


 思い返すと、少し……恥ずかしいこともやらかしてしまったかもしれん。

 だが、それもこれも全てタクトを高める為の試練よ。

 致し方がなかったといえよう。

 

 再度誓おう!決してタクトが頬を染める姿を楽しみたかったからではない!


 こちらに越して来た際には、また試練の日々を送らせねばなるまい。


 心を鬼にして、毎晩ネグリジェを着てタクトの寝室に——


「……なあマリア……これ何だ?」


 タクトが資料を見ながら、眉間に皺を寄せて妾に問うてきた。

 どこか引っ掛かるところでもあったのだろうか?

 

「教義と構成員は、わかりやすく纏めたつもりだが……」


 仕方がない、生徒を教えるのが教師としての役割よ。

 妾は施設の応接間にて資料を広げ、詳しく説明を始めた。


 

 根本教義「昇棒(Ascension Rod)」

 Rod Ascension Churchの基本理念。

 人間の体内には「Rodロッド」と呼ばれる霊的・神経的な軸が存在し、それが覚醒すると人間は“進化段階を一段上がる”と説く。

 進化の為には、日々の修練が必要であり、皆で高みを目指すことを目的とする。

 高みとは教祖であり、教祖とは全人類を導く者でもある。

 教祖と共に、人としての壁を超え続け、来たるべき人類の脅威へと備える。

 脅威には教祖のみで対処するのではなく、信者が一丸となり立ち向かわなければならない。

 その為に、己を高める意欲のある仲間を集める。

 慈善事業、ボランティア、災害時の救助活動などにも積極的に参加し、人を助けることを心掛けた行動を取る。

 

 信者を増やし、信仰を広め、己が進化する。

 この三原則を柱として信者の心に宿らせる。

 信者はこれを他者へ示せるよう、行動を厳格化させる。


 尚、金銭の徴収は行わない。

 正し、自ら寄与するという者に関しては、それを受け入れる。


 

 1. 基本理念

 ■ 1-1. Rodとは

 Rodロッドは、人間の内部に存在する進化の軸である。

 Rodは信仰により“開かれるもの”である。

 ■ 1-2. 教祖について

 • 教祖は最初にRodを昇華させた唯一の存在である。

 • 教祖は象徴であり、道標であり、我々の進化の未来そのもの。

 • 教祖の意思は、司教マリアが代行する。

 • 教祖と司教マリアは魂が繋がっており、同一の存在とみなす。

 ※注:教祖本人の発言が教義と矛盾する場合、マリアの解釈を優先すること。

 

 2. 組織運用

 ■ 2-1. 階級制度

 信徒は以下の段階に分類される。

 1. 一般信徒(Followers)

 2. 外棒者(Outer Rod)

 3. 内棒者(Inner Rod)

 4. 昇棒者(Ascended Rod)

 5. 十二棒(Rod Twelve)

 

 3. 十二棒の任務

 ■ 3-1. 任務の優先順位

 1. 教祖の安全

 2. 教義の維持

 3. 信徒の進化促進

 4. 組織の拡大

 5. 外部への秘匿

 ■ 3-2. 幹部の心得

 • 疑問を持つことは進化の妨げとなる。

 • 教祖の言葉は真実であり、司教の言葉はその真実の翻訳である。

 • 失敗はRodの歪みであり、矯正が必要である。

 

 4. 儀式運用

 ■ 4-1. 昇棒式

 • 精神誘導を行い、儀式を演出し、周波数調整を行う。

 • 候補者が恐怖を示した場合、即座に矯正する。

 • 最後に特殊な映像を投影し、Rodの覚醒を促す。

 ■ 4-2. 再鍛

 • 規律違反者に対して行う矯正儀式。

 • 肉体的負荷は担当医の判断に従う。

 • 精神的負荷は休息を許す。

 • 目的は罰ではなく、Rod信仰の“再成形”である。

 

 5. 信徒管理

 ■ 5-1. 日常監視

 • 信徒の端末を常時監視し、逸脱の兆候を検知する。

 • 生活面の不安を吸収し、依存度を高める。

 ■ 5-2. 離脱防止

 • 離脱希望者は“信仰の迷い”として扱う。

 • 管理者が接触し、必要に応じて保護を行う。

 • 離脱は進化の拒絶であり、組織の損失である。

 

 6. 教祖との接触規定

 ■ 6-1. 接触の制限

 • 十二棒以外の教祖への直接接触は、司教が許可した場合のみ。

 • 教祖は進化の象徴であり、日常的な接触は象徴性を損なう。

 ■ 6-2. 発言の扱い

 • 教祖の言葉は“象徴的真理”であり、その真意は司教が解釈し、教義として整える。

 

 7. 内部用語

 • 保護:拉致・隔離

 • 矯正:基礎訓練と初期洗脳のやり直し

 • 昇杆候補:司教が選んだ“進化の素質がある者”

 • 迷い:離脱意志

 • 歪み:教義への疑念

 

 8. 専用所作規定

 信徒の前での立ち振る舞いは統一する。

 ■ 基本ポーズ

 - 単棒:胸の前で片手を縦に立てる

 - 上棒:両手を頭上に伸ばす

 - 降棒:片膝をつき、両手を胸前で重ねる

 ■ 幹部専用ポーズ

 各棒の象徴ポーズを儀式で使用すること。

 

 9. 禁則事項

 - 教祖の“人間的側面”を信徒に見せないこと。

 - 教祖の拒否を“否定”として扱わないこと。

 - 教祖の自由行動を妨げる際は、必ず私に報告すること。

 - 私の指示に疑問を持たないこと。


 10.最重要禁則事項

 

 『神を知るものは、その名を決して口にしてはならない』

 

 

 Rodは六段階に分類される。

 

 第1層:教祖(Takuto)

 称号:原初の昇棒者(しょうぼうしゃ)(First Ascended Rod)

 • 神格化した“象徴”。

 • 教義上では『進化の道を示す者』。

 • 全人類を導く存在。

 • 将来的には “竜殺しの棒(黄金の槍)”と成る者。

 信徒からの呼称:「教祖」「希棒(きぼう)」「第一」

 

 第2層:十二棒(Rod Twelve )

 称号:第二昇棒者(Second Ascended Rod)

 • 教祖が選抜した精鋭幹部。

 • Rodの十二の側面を象徴。

 • 儀式・軍事・洗脳・資金・情報など全てを統括。

 • 教祖の外在化されたRod(補助棒)。

 • Rodの中枢。

 特徴

 竜殺しに至る為の“十二の補助棒”と成るべき存在。

 独自の棒を持つことが許され、幹部専用のポーズも用意される。

 黒を基調とした、個性に合った儀式服を着用。

 十二棒は教祖を中心として、その意思を体現する。

 

 第3層:準昇棒者(Associate Ascended Rod)

 称号:上級信徒/準幹部。

 • 十二棒の直属の部下、彼らにそれぞれ二人付く。

 • Rodの理念を完全に理解し、それを遂行する信徒。

 • 各部門のサブリーダー。

 • 儀式の補佐、信徒管理、訓練を担当。

 • 十二棒の代行として行動することも可能。

 特徴

 上級仕様の“棒”を持つことが許される。

 白×金の儀式服。

 十二棒の行動、発言を順守する。


 第4層:内棒者(ないぼうしゃ)(Inner Rod)

 称号:内棒(ないぼう)/中級信徒。

 • 上級信徒の直属の部下、彼らにそれぞれ四人付く。

 • Rodの理念を深く理解し、下級信者の導き手となった信徒。

 • 肉体・精神の強化が進んでいる。

 • 訓練・儀式・布教の“実働部隊”。

 • 一部は“戦闘班”として訓練を行う。

 • Rodの広告として働くことを許された者。(アイドル部隊)

 特徴

 中級仕様の“棒”を持つことが許される。

 白×銀の儀式服。

 上級信徒の補佐役、彼らの指令をこなす。


 第5層:外棒者(がいぼうしゃ)(Outer Rod)

 称号:外棒(がいぼう)/下級信徒。

 • Rodの教えをある程度理解した信徒。

 • 恐怖克服・精神強化の訓練を受ける。

 • 布教を許される。

 特徴

 初級仕様の“棒”を持つことが許される。

 白のローブ。

 まだ“進化途中”として扱われる。


 第6層:一般信徒(Followers)

 称号:未覚醒者/一般信徒。

 • Rodにおける約三万人の大多数。

 • 矯正中の身であり、順次、外棒者へ昇棒させるために矯正を行っている。

 • ここから上へ進むには儀式参加が必須。

 特徴

 “棒”を持つことを許されていない。

 白の簡易服。

 

 信者の修練は二段階で行われる。

 第一段階 自己認識・恐怖の克服。信者の基礎訓練。

 第二段階 肉体・精神の拡張。特殊訓練や儀式で開く。

 棒の象徴性

 教祖の内なるRodを、世界へ伸ばすための棒。

 • 棒=権威

 • 棒=導き

 • 棒=進化の道具

 • 棒=暴力の正当化

 

 各棒は儀式用に特注されている。

 • 長さ:教祖の身長の「0.618倍」(黄金比)

 • 材質:黒檀+金属線

 • 棒の内部にそれぞれの能力に添った機能が隠されている。


 中級以上の信徒への、内部評価制度


 1. 評価の目的

 評価の目的は以下の三つ。

 1. 進化の妨げとなる“歪み”の早期発見

 2. 忠誠度の維持と強化

 3. 教祖の象徴性を損なわないための品質管理

 2. 評価周期

 • 月次評価(小査):導棒が取りまとめ、司教へ提出

 • 四半期評価(中査):司教が直接査定

 • 年次評価(大査):儀棒・夢棒・声棒が儀式形式で実施

 • 特別査定(臨査):司教の思惑により随時発動


 3. 評価項目(全12項目)

 信徒は以下の12項目で評価される。

 各項目は0〜5点で採点。


 ① 忠誠度(Loyalty)

 • 教祖への絶対服従

 • 教祖への敬意

 • 疑念の有無


 ② 教祖保護(Protection)

 • 教祖の安全確保

 • 不要な接触の排除

 • 教祖の“人間性”を隠す努力


 ③ 教義遵守(Doctrine Purity)

 • 教義の正確な理解

 • 司教の解釈を優先しているか

 • 教義の矛盾を感じないか


 ④ 儀式貢献(Ritual Contribution)

 • 儀式での立ち振る舞い

 • 所作の美しさ

 • 信仰を感情で表せるか


 ⑤ 進化促進(Evolution Drive)

 • 信徒のRod覚醒率

 • 昇棒候補の発掘

 • 進化の妨げとなる者の排除

 

 ⑥ 情報管理(Information Control)

 • 外部情報の遮断

 • 内部情報の隠匿

 • SNS操作の成功率


 ⑦ 組織貢献(Operational Value)

 • 部門の効率

 • トラブル対応

 • 他棒との連携


 ⑧ 信徒支配(Follower Influence)

 • 信徒からの信頼度

 • 依存度

 • 離脱者の抑制


 ⑨ 象徴性(Symbolic Presence)

 • 上に立つ者としての存在感

 • 立ち姿・声・雰囲気

 • 敬虔な信者としての美しさ


 ⑩ 精神安定度(Mental Stability)

 • 上の指示に対する反応

 • 信仰の深さ

 • “儀式的魅力”に転じているか

 

 ⑪ 隠密性(Secrecy)

 • 秘密保持

 • 外部への偽装

 • 他の信者との協力度


 ⑫ 司教マリアの主観(Maria’s Insight)

 • マリアが“好きかどうか”

 • マリアが“美しいと思うか”

 • マリアが“教祖のためになると感じるか”

 ※この項目だけ配点が10点。

 

 ■ Sランク

 • 司教から褒賞

 • 教祖の近くに立つ権利

 • 儀式での中心的役割

 ■ Cランク以下

 • 戒棒による“再鍛”

 • 夢棒による精神誘導

 • 技棒による監視強化

 ■ Eランク

 • 影棒による“保護”(隔離)

 • 医棒による“進化の再構築”


  十二棒紹介

 

 【導棒ガイド・スタッフ

 役割:教義の伝達・布教・洗脳

 • マリアの最側近。

 • 柔らかい声で信者を誘導する“言葉の魔術師”。

 • 教祖の言葉を「正しい形」に編集して伝える。

 • 専属のアイドルグループのプロデューサーも兼ねる。

 象徴ポーズ

 胸の前で棒を縦に構え、軽く頭を下げる。

 能力「示」

 

 【戒棒ディシプリン・スタッフ

 役割:規律・罰・内部統制

 • 信者の行動を監視し、逸脱者を矯正。

 • マリアの教えを最も忠実に体現する“鉄の番人”。

 象徴ポーズ

 棒を背後に隠し、背筋を伸ばす。

 能力「恐怖」

 

 【武棒マルシャル・スタッフ

 役割:戦闘訓練・護衛・武力部門

 • 信者の訓練を総括する教官長。

 • 教祖の護衛隊を率いる。

 • マリアの命令で“危険な信徒”を排除することも。

 象徴ポーズ

 棒を斜め上に掲げ、左手で肘を支える。

 能力「金剛」

 

 【医棒メディカル・スタッフ

 役割:医療・人体実験・進化研究

 • Rod覚醒のための施術を担当。

 • “進化のためなら多少の犠牲は必要”という思想を持たせた。

 象徴ポーズ

 棒を胸の前で円を描くように回す。

 能力「再生」

 

 【財棒ファイナンス・スタッフ

 役割:資金調達・寄付管理・裏取引

 • 表向きは慈善団体を運営。

 • 裏では企業や政治家と繋がる。

 象徴ポーズ

 棒を胸に当て、もう片手を外へ差し出す。

 能力「流」

 

 【技棒テック・スタッフ

 役割:監視システム・SNS操作・情報戦

 • 信者の端末を管理し、離脱者を追跡。

 • マリアの“目”として機能。

 象徴ポーズ

 棒の先端をこめかみに当てる。

 能力「電子脳」

 

 【儀棒リチュアル・スタッフ

 役割:儀式・典礼・宗教演出

 • 様々な儀式を演出する。

 • 昇棒式の演出を統括。

 • 専属のアイドルグループを作り出す演出家も兼ねる。

 象徴ポーズ

 棒を頭上で交差させ、光を受けるように広げる。

 能力「調光」

 

 【声棒ヴォイス・スタッフ

 役割:賛美歌・音響・洗脳音声制作

 • Rod覚醒に必要な“周波数”を研究。

 • 声の振動で信徒の精神を誘導する。

 • 専属のアイドルグループのレッスンコーチも兼ねる。

 象徴ポーズ

 棒を喉元に当て、もう片手を前に伸ばす。

 能力「振動」


 【書棒スクリプト・スタッフ

 役割:教典編集・歴史改変・プロパガンダ

 • 拓人の“奇跡”を記し続ける。

 • マリアの思想を文章化する役目。

 • 専属のアイドルグループの脚本家も兼ねる。

 象徴ポーズ

 棒の先で空中に線を描く。

 能力「変換」


 【夢棒ドリーム・スタッフ

 役割:瞑想・催眠・精神誘導

 • 信者に“進化の夢”を見せる。

 • 昇棒式では精神誘導の中心。

 象徴ポーズ

 棒を顔の前で揺らす。

 能力「夢」


 【民棒コミュニティ・スタッフ

 役割:信者管理・生活支援・内部ネットワーク

 • 信者の生活を掌握し、依存度を高める。

 • 信者へ優しさと愛を伝える。

 象徴ポーズ

 杖を横に広げ、包み込むように構える。

 能力「庇護」


 【影棒シャドウ・スタッフ

 役割:裏工作・拉致・粛清

 • 最も危険な役割を果たす幹部。

 • 十二棒内最強。

 • 拓人の“影の手”。

 象徴ポーズ

 杖を口元に当て、もう片手を背後に隠す。

 能力「口封じ」


 

「以上が組織の枠組みよ、他に質問はあるか?」


 少し得意げに説明してしまったが、これで理解が出来たであろう。

 妾のサプライズは、きっとタクトを喜ばせたに違いない。


 マリアは確信に目を細めていた——。

 


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