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『階層社会』と日本人

皆さんは、『スクールカースト』という言葉を知っているだろうか?


小学校、中学校、高校といったあらゆる場面に存在する『見える身分制』であり、少数が多数を見下しやすくする為に作られた恐怖の制度である。

『学級委員』『オタク』『金持ち』といった単純な事柄だけで、上層、中層、下層といった身分が決まってしまうのだ。

最初こそ慣れないが、暫くすれば見るだけであいつは上層だ、下層だ、トップ層だという様に全てお見通しになってしまう。一度その層に配置されれば、余程の事が無い限り動く事はない。


前話の流れに戻そう。

例えば、議論の場で、社長と副社長一人づつ、一般社員五人の計七人になったとする。

社長が『〜が良いんじゃないか』と言う。しかし、誰も逆らえない、と言うよりは逆らわない。

何故ならば、一般社員にとって『社長』は遙か上(上層)の存在であり、意見に逆らって不興を買えばどうなるか分からない。クビにされるかもしれない、減給、降格させられるかもしれない。そういった人の意見が集まると、『ここは社長の言うとおりにして、恩を売ってやろう』と言う空気に流れてしまうのだ。


日本の経済的な事情が、意見を言いにくい社会そのものを形成しているのも事実である。

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