表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
SEVENS GARDEN  作者: 天華L
93/373

リミッター


「で、ガルムを倒さなきゃならないのは分かったけど、一体どうやって?」


『そう難しいことではありませんが、実力的にはまだまだ駆け出しの主人(マスター)一人では、流石に荷が勝っていると言わざるを得ません』


「うん、それは知ってる」


『せめて、ある程度手練(てだ)れの協力者が数人いれば、何とかなると推察されます』


 ……じゃあ、GS(グロリアススター)かな。


「心当たりはある。具体的にどうやるか、教えてくれる?」


 チュートリアルさんは安堵の表情を浮かべる。


『良かった……私はてっきり──いえ、なんでもありません』


「おい。言われてないのに察して(・・・)しまった、この俺の胸の痛みはどうしたら良い?」


『では、説明を始めます。とはいえ、それほど大したことをするわけではありません。主人(マスター)は、はじめにガルムと戦った時を覚えていますか?』


 スルーかよ。


 ──別に良いけどね。


「ついこの間だからな、流石に覚えてるとも」


『その時、上手くいけば『勝てそう』と思いませんでしたか?』


 その問いに、俺は即答する。


「いいや、まったく。なんなら1回ミスってやられてるしな。さらに言えば、殲滅技(バーストアーツ)貰ったら、助かる気がし……あれ? そう言えば、最初の1回は耐えてたな? GS達がくらってたのは耐えられそうも無かったけど」


『そうです。あの時、私がガルムの制御装置に干渉し、擬似的にリミッター(・・・・・)となっていたのです』


 リミッターか……それであの威力、干渉できる範囲は

たかが知れている感じかな。


「なるほど、ね。ということは、完全停止させることは出来ないって事?」


『はい。ですから、協力者が必要になるわけです』


 GS達がいれば、何とかなる……のかな?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ