あー、はいはい
「あー、はいはい。そういう感じね、うんうん。遺跡の前には絶対に接敵しないようにしよう! 特にホットセンチピード!」
「カシューなら、そう言うと思ったけど、そもそも『二強』の様なネームドは、避けて通るのが探索者の基本だよ。レアなアイテムをドロップするらしいって噂はあるけどね?」
「なにリーダー? 呼んだ?」
レア違いというお約束なボケをかます、レアに
スタークが丁寧に説明を始める。
……面倒見良いな。
それにしても、レアドロップか……
ゲーマーとしては、チャレンジしたいのだが
ポイズンバタフライを参考にするならば
あの超リアルなフォルムのムカデ、特大型……無理だよぉ!
でも、アルクトスはいずれ戦うかもしれない。
動物なら恐怖はあっても、嫌悪感は薄い。
「ん? 何かが高速で接近中、名前はダーニングニードル。種族は……虫!?」
高速で動く虫ってなんだよ、サイズも中型とか書いてあったし……
飛行体もついてるから──何だ?
中型の虫って言うのが、まずおかしいんだって
小型とか、それよりも小さくなかったら、人間に太刀打ち出来るもんなのか?
「ダーニングニードルか、ヤツらは高速だが、基本的に単独行動だ、十分に対処できる相手だよ」
スタークの言葉を、とりあえず信用することにする。
「まもなく接敵!」
──ブオオオォーン!
絶え間ない羽音が聞こえてきた次の瞬間、そいつは現れた。
「トンボ……?」
どこを見ているか分からない大きな複眼と強靱そうな大顎
常に動かし続けている翅で高速移動&急停止。
そして何だか分からないけど柔らかそうな腹部。
後、謎にワシャワシャ動かしている細い脚も意味分からん。
「来るぞ! 備えろ!」
スターク:
戦技発動 『タウンティング』
→ダーニングニードル 挑発
デカトンボはスタークに襲いかかるが、彼の盾捌きによって
肉を食い千切ることには失敗した様だ。
……字面エグ。
「行くよぉ!」
「任せてっ!」
レア:
戦技発動 『バードハント』
∟レア:連携
追加ダメージ 『落下ダメージ』
メーヴェ:
戦技発動 『パラライズダーツ』
→ダーニングニードル 麻痺
ライアス:
戦技発動 『カットダウン』
→ダーニングニードル
ライアスのカットダウンでトドメとなった。
──トンボ意外と硬えな!
スタークでヘイトを買って、攻撃時に落ちたスピードに合わせて
ホーミングのバードハントで地面に落とし、メーヴェの戦技で麻痺にして
敵の隙を更に広げてパワーファイター系のライアスで〆か。
──俺いらんやん。
だから、全スルーでチュートリアル突破できんのね。
初期設定ではネレイドが火術士でアリアドネが癒し手だったのですが、作者の脳内で何故か逆転してたので、アリアドネ火術士、ネレイド癒し手とします。アホでスミマセン……




