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SEVENS GARDEN  作者: 天華L
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それは大変貴重な


「ねぇねえ、みんな! リーダーがあんな顔になってるから、その辺にしとこうよ?」


 ──え? 今喋ったの誰!?

そんな事言えるやついた?


「レアの言うとおりじゃ、スタークを見ろ」


 ライアスが続く……って事は『レア』!? 嘘だろ?


 俺は驚きの余り、目を剥き、口は半開きでレアを見る

そのまま首から上だけを動かして、スタークの方へ視線を動かす。


 ……スタークも目をひん剥いてんじゃねーか

いや、レアとライアス以外全員か。


「あれ? アタシ変なこと言ったかな? ねえ、おっちゃん?」


「いんや、そんな事は無い。真っ当なことを言うたと思う。なぜレアから、その言葉が出てきたかは、些か理解が追いつかんが」


 いや、ひどい言われようだな。


「そっか、合ってたよね? 良かった!」


 良いのかそれで。


「と、ともかく! ありがとうレア。それでは話を続けよう」


 スタークも何とか持ち直したようだな。


「君の青銅像(ブロンズ)が安置されている場所が問題で、その場所はガルムの寝床になっている様なんだ。カシューを青銅像(ブロンズ)と接触してもらおうにも、ガルムとの直接戦闘があるというのは、さすがに厳しいと言わざるを得ない。何せ我々(GS)でさえ、討伐となると難しいと感じているくらいだ」


「確かに、殲滅技(バーストアーツ)とか喰らったら、1発で逝く自信がある」


 スタークはハハハ……と乾いた笑い声をあげて肯く。


 こればっかりは事実だろうからな。


「そこで、ガルム討伐を目的とせずにカシューに青銅像(ブロンズ)に接触してもらう方法を考えた」

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