アクィロ
おっさんが、トコトコと歩いて採取ポイントに向かっていると
急に何かに襲われる。
バサバサバサッ!
──その時、後頭部に衝撃が走る!
「痛っ! 何!?」
振り返っても何も居ない、上かっ!
「あいつは確か『アクィロ』! アクティブな上に感応距離広いのかよ! その上、飛んでるから近接職ツラくないかこれ?」
俺は言いながら弓を引き絞る。
……いや、待てよ? ここは!
カシュー:
戦技発動 『バードハント』
矢を放った瞬間にアクィロは回避行動をとる。
「くっそ、外れたか?」
しかし、直後に矢も軌道を変えアクィロに襲いかかる。
「どう言った物体エネルギーがかかるとそうなるの……」
被弾したアクィロの高度が大きく下がる。
「おー! ちゃんと説明どおりだ!」
元の高度がやや高かったせいか、地面に激突まではいかなかったが
おそらく落下ダメージも込みならなかなかの威力になりそう。(経験談)
ダメージ硬直明けにアクィロは即座に襲いかかってくる。
「いったい! バードハント……は、まだ撃てない、じゃあ威力の高い通常攻撃だ!」
アクィロは華麗に躱す。
「何だよ、早すぎだろ!」
クイックショットを使っても当てられるか微妙だな
「よし、バードハント待ち!」
そう決めた俺はさっそくインベントリから
ヒールポーションを選択し手にする。
まだ使わない。
アクィロの攻撃が来た! 避けてやるぜ! とりゃあーー!!
──被弾。
ヒールポーション使用。
「躱せたらヒールポーション浮いたのにぃ!」
お、バードハント来た。
「今度は十分に引きつけて……バードハント!」
カシュー:
戦技発動 『バードハント』
∟カシュー:連携
追加ダメージ 『落下ダメージ』
──狩猟成功!
『アクィロの羽』を手に入れました。
「連携出た、何に反応した連携なんだろうか……?」




