グロリアススター
「グロリアススターが勢揃いでどうした?」
ガリアンがスタークに声をかける。
「はい、先日依頼された『遺跡調査』の件で進展がありまして」
──遺跡調査? してた? そんなの。
「カシュー、他人事のような顔をしているが、ガルムの足跡を追跡し発見した遺跡の調査だぞ?」
ガリアンに窘められる。
いや、さっき先日って言ってたやん
ガルムに襲われたの時間軸的には昨日やで?
初心者チュートリアルを一日で進める想定では無いのかな?
「遺跡があったんですね」
無難なロールプレイを心がける。
「ああ、そこで興味深い発見があったんだ。それを是非、カシューにも見てもらいたいんだ」
スタークが意味深なことを言ってくる。
何で初心者の俺に?
「あれはカシュー君にみせないとダメよね?」
とメーヴェ。
それに続いてライアス、レア、ネレイド、アリアドネも続く。
「あれはどう考えてもお主だったからな」
「うんうん、間違いないよね!」
「それでカシューさん本人にも確認して欲しくて」
「とても興味深い」
これ以上しゃべらせるとワチャワチャするんじゃなかろうか?
そこへガリアンが割って入ってくる。
「しかし、カシューは駆け出しを卒業したばかりだ、危険は無いのか?」
そうだよな、ゴブリンにさえボコボコにされそうだったしな
まだガルムと再戦するのは早過ぎると思うが……
「その点に関しては大丈夫だ。なぜなら、我ら『グロリアススター』が彼の護衛を務めるのだから」
スタークが爽やかに言うが、前回ギリギリじゃ無かったか?
「それでも不安というならば、カシューには『はじまりの平原』や『安らぎの丘』でレベリングをしてもらうと良い。遺跡は更に奥だからね」
安らぎの丘、新マップ解放だな、探索ポイントもあるだろうし
新モンスターも出るのかな?
「分かりました、皆さん護衛のほう、よろしくお願いします」
俺はグロリアススターの面々に頭を下げる。
「もちろん!」
スタークの良い笑顔が印象的だった……。




