断片6の感想
「いや、皆殺しって……まあ、相応の事されてきたんだろうけど」
「なかなか過激だよね。この流れで女神と都市の住人を生贄に、私はガーデンを召喚する! って感じなのかな」
「今はアドバンス召喚な? それはそうと……この回想見てる限り、都市の住人を生贄に捧げても『無垢なる魂』生成されるか? ナチュラルに酷いことしてる奴らなんだろ?」
「それは確かに……でも、カシュー君が無垢なる魂の事覚えてたの、意外」
「おい、殴って良いか?」
「すり抜けるけどね?」
ぐぬぬ……。
──都市の住人たちは教えを信じ……
若しくは、そうなる様に
教育されているはずです。
──烙印の痣は排斥されるべきもの
迫害されて然るべきものとの認識ならば
『無垢』の条件はクリアできるかもしれません。
「なるほど、それは確かに……たーしかに」
「カシュー君、急にどうした? チュートリアルさん?」
「そうそう、かくかくしかじかって感じじゃね? って」
「そうか、自分達の常識とは違うってことか。まあ、やってみるしかないよね」
そうだよな、残りの断片はあと1枚……はたして
内容は収まりきるのだろうか?
──主人、そういうのは
控えていただけると。
「そこは運営も、なんとかするでしょ?」
「──よくも人の中にずけずけと入る! 恥を知れ、俗物!」




