表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
SEVENS GARDEN  作者: 天華L
21/373

キャラクタークリエイト


「ふむ、記憶喪失……ね。名前はカシューと。それでは、そのフードを外して顔が隠れないようにしてくれ」


 ガリアンが俺の羽織っているフード付きマントを指差す。


 ──あなたの容姿を設定して下さい。


 お、ホントに直前からなんだな、助かる。


 ステータス等のホログラムのプレートでは無く

全画面がキャラクタークリエイトの画面に変わる。


 さすがに力を入れてそうだ。




 先ずは種族か。


ノービス

 新たにガーデンで発見された種族、全てをソツなくこなし

 その好奇心は誰にも止められない。


エルヴン

 ガーデンに住む種族の中で最も歴史が長い種族

 弓と魔法に長じる。


ドワーヴン

 低い身長に逞しい体を持ち、男女問わず髭をたくわえている

 意外にも手先も器用。


ウェアビースト

 ガーデンにて最も数が存在する半獣半人、様々な見た目がおり

 実際は別々の種族とも言われている。


ツクモ

 人形に精霊が宿った半精半物、人の暮らしに憧れ

 それらしい振る舞いをする。


 それぞれの容姿やパラメータ、説明文を見ていく。


 うーん、見た目は人間、エルフ、ドワーフ

それから獣人、ぬいぐるみって感じだな。

 得手不得手があるのか……やりたいビルドがあると

種族が限定されそうだな。

 無難なのはノービス、ウェアビースト

意外とツクモもイケるか? VITがちょっと微妙だけど。

 エルヴンとドワーヴンはそれぞれ特化型だな、最高効率を

見るならば必須種族になってる感じか。




 ──とりあえず、ツクモをいじってみるか

ええと、性別は……ん? 男女であんまり変わらんな

とりあえず、♂と。


 性別を選ぶと顔のパーツがズラリと現れる。


 目パーツを物色するとドールアイやボタン、普通の目、リアルな目

様々なパーツが出てくる。


 次に鼻と耳……は、そんなにパーツが無いな? あ、違うわ

変形で割と好き勝手できるっぽい。


 口も、そこそこパーツ数があるけど……うん、変形万能すぎ。


 色も変えられるし、別パーツだよねコレ? ってなるな。


 輪郭も無理のない範囲でいじれるし、髪型もなんなら

変形で、別パーツみたいに出来ちゃうし……


 ツクモだと人形っぽいのも多いな。




 一旦戻って、ほかの種族も見ていく。


 え、ウェアビーストにリザードマンも含まれるの?

それに獣率もかなり変えられるし……


 ドワーヴン髭必須なの!? ♀で髭はシュールだな

身長は最大でもノービスの基本と変わらないかちょっと低いか?


 エルヴンは……とんがり耳固定だけどノービスと大差ないな

髭が選べないくらい?

身長は上から下まで比較的自由だな、能力面を見なければ

美形ノービスとして振る舞えそう。


 さすがにドールアイやボタンはツクモ限定だったな

スキンも布地みたいなの多いし。




 ──ひと通り見た結果。


「多すぎて選べないやーつ!」


 うん、少しは想像してた。


「これだけ自由なら、前やってたMMOのキャラ再現出来んじゃね?」


 まず、ノービス選んで、黒髪、少年誌の主人公キャラの様な派手な前髪と

比較的大人しい後頭部、目は三白眼で赤と青紫のオッドアイ

口はニヒルに笑ってる感じ、耳はやや尖ってて、肌は少しだけ褐色気味に……


 うわー、すっげー厨二! 何歳の厨二だよ。


 魔人とかいう設定で遊んでたんだよな……金眼とオッドアイで悩んだ思ひ出。


さすがに三十路手前でこれはキっツい、修正してやる!


 はしゃぎ髪を少し大人しめに、オッドアイをブラウン寄りの黒

耳は普通に戻し、口もデフォルトに近い形にして……

ちょっと子供っぽいから、口の位置や輪郭を調整して──完成!


 ……いや、普通ぅ〜!! でもまあ、これで行くか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ