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SEVENS GARDEN  作者: 天華L


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189/375

……等では無かった!


 ピンポーン! ピンポンピンポーン!


「やかましいわ! お隣さんが出てきちゃうだろ!」


 と言ってからインターホンに出る。


 うーん、無意味。


「ピンポンは1回でよろしい」


「だって寝てるのかと思って、つい」


「お隣さんは大丈夫か?」


「あ、そうだった。えーと……大丈夫そう」


 ギガは首だけ伸ばして確認する。


「じゃあ早く入れよ」


 俺はギガを招き入れる。


「再びお邪魔しまーす」


「邪魔すんなら帰って〜」


 ギガはスン……と真顔になる。


「止めとけ、俺らド田舎が太刀打ち出来る文化じゃねぇ」


「言ってくれるじゃねえか……」


俺ら(・・)ね?」




 とてもどうでもいいやり取りをしながら

リビングに移動し定位置に腰をおろす。


「え? カシュー君、スーパーの弁当食ってんの!? フルダイブ喫茶に来ればよかったのに」


「美味いのは知ってるが、今日は疲れたのと、そう頻繁に豪華な飯は食ってられないのよ」


「そうかなー、比較的リーズナブルだと思うけど」


「何? ギガ、そんなに羽振りが良いのか?」


「そんな事はナッシングだけど、コスパで見るとね?」


 あー、コスパは確かに良い。


「だけどさ、ネーミングセンスが極まってね? 俺、何回も失敗してるわ」


「カシュー君の成功なんてあるのだろうか……」


「酷い言われ様だな」




 『飯談義』の次はガデエクの話で盛り上がる。


「あ、ガデエクやってたんだ」


「そうそう、カード分解解放したわ」


「やってみた? 俺まだなんだよね。3枚以上被って無くて」


3枚より多く(・・・・・・)だろ?」


「種も泥率高いとは言え、そう被るものでも無くてね。種類も多いし」


「高い……」


「ああっ、ゴメンゴメン! で、進捗は? カードパックの所まで進んだ?」


「ああ、ついさっきな! これから俺の『ショータイム』が始まるゼェ!!」


「違う意味のショータイム(見世物)になりそうだなぁ……」

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