表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/8

メリルがウザい件について

究極のシスコン現る。

「ちょっとお姉ちゃん! 聞いてる? それでね? テットってば酷いんだよ?」


何ですかねぇ。

こちらに連れて来てからこの子私の側を離れようとしませんね?いや、ずっとでもないですが、手が空くとすぐ現れます。流石コミ障。誰も相手してくれませんか?


あ、この子はメリル。私の義理妹です。

実はキルトさんの治療を施してもらうためにカスバールからサウジスカルに来てもらってるんですけど・・・。


「ただいまティファ!メリルも居たんだね?」


「居たよ!悪いか!いちゃ悪いのか!」


ドゲシ!


「痛い! お姉ちゃん痛い! 相変わらず野蛮! 野蛮の国の住人め!」


「ハイトさんに失礼な口聞かないで下さい。貴女いつの間にそんな口が悪くなったんです? 前は一応、家族以外には敬語使ってたでしょう?」


「ああ!私1分くらいしか敬語保たないもん。だったら最初から使わない方がいいかなって思い直した。相手が驚くんだもん」


私が言うのもなんですが、貴女ちょっとは、ちゃんとした方がいいと思いますよ?幼い子供じゃないんですからね?


「別に僕は構わないよ? ティファ」


ん?なんですかハイトさん?

手招きして。まだオヤツはありませんよ?


チュッ


「・・・・・・んなぁ!!」


ハイトさんーーー!!何故メリルの前で?わ、わ、私ちょっとこれは流石に恥ずかしいですが?


「ティファ疲れたぁ。僕ティファに癒されたい。癒してティファ」


「は、は、は、ハイトさん?」


お、おかしいです!

ハイトさん普段なら、こんな風に人前で触って来ません!

何故いきなり?いきなりのイチャイチャタイム?ひぇ!


「ちょっと! 人前でイチャイチャしないで! お姉ちゃん離れて!!」


「えー?だってティファは僕の恋人だし、もうすぐ結婚式だよ?皆その事、知ってるんだからいいでしょ?」


そうですが! そうなんですが!これはおかしいですよ?

後、そんなチュッチュッしないで下さい!そ、そんな・・・・・プシューッ・・・・。


「ほら! お姉ちゃん困ってるでしょ!ハイトさんお姉ちゃんから離れてよ!」


「え?ヤダ。僕達今からもっとイチャイチャするからメリルが席を外してよ」


「んなぁ!! 嫌! それ以上お姉ちゃんにベタベタ触らないで!ムキィーーーー!!!」


ん? メリル? なんですそれ。


「ハイトさんはこれからずーーーとお姉ちゃんと一緒に居られるんだから、今くらい私にお姉ちゃんを譲ってくれてもいいでしょ!狡い!」


「やっと本音を言ったね?ティファ、メリルが構って欲しいみたいだよ?離れ離れで寂しかったみたいだね」


え?そうなんですか?それはそれは。


「そうなんですか? メリルが? 気持ち悪いですね?」


「何よーーー!! お姉ちゃんの阿呆!ボケボケボケーーーー人でなしーーー!!」


全く煩いですねぇ。なんなんですかねぇ?

調剤中は近寄るだけでキレる癖に、都合のいい時だけ甘えるとか、本当に舐めていますねぇ。

ハイハイ。ギューーーーーよしよし。


「ムフフ!」


「・・・・・・・そんなに寂しかったんです?私に会えなくて」


「は!誰が!別にそんなんじゃないもん!勘違いしないでね?まぁお姉ちゃん、そそっかしいから心配はしてたけど?なんならこのまま一緒にカスバールに帰ってもいいんだよ?私偉いから贅沢させてあげられるよ?」


「歪んでるッス。メリル様・・・とことん歪みきってるッス。なんでティファさんに対する態度のみ、そんなツンデレ仕様ッスか?狂気すら感じるッス!」


そうなんですか?

メリルは昔からこんな感じですよ?気分屋なんです。

メリルに付いてる護衛の方もさぞ苦労されてるでしょうね?・・・・この子、鬱陶しいでしょう?存在が。


「あははは! 駄目だよメリル?僕そんな事されたら手段を選ばないからね?偶に会うくらいで我慢しないと、僕とデズロ様本気出しちゃうからね?」


笑顔ーーー!! ハイトさん笑顔怖いです!


そしてメリル、なんでそんなにしがみついて来るんですか?

鬱陶しいからそろそろ離れて下さい。晩御飯の仕込みしないと。貴女ここに来てから、ずーーーとその調子ですね?皆さん呆れてます。いい大人が恥ずかしいですよ?


「お姉ちゃん。男と結婚しても碌な事ないよ?別にわざわざ結婚しなくても生活に困らないんでしょ?こき使われるだけだよ?お姉ちゃんの料理が目当てなんだよ?私の方がお姉ちゃんの事ちゃんと養えるよ?」


「 メリル。ウザいです」


「酷い!! 辛辣! もっと優しく接してよ! なんなのもう!!」


いや、それはこちらのセリフですよ。貴女私のなんなんですかねぇ?何故そんなにも必死にハイトさんと競い合ってるんです?意味不明ですね。


「メリル?養うとかどうとかではないんですよー?私ハイトさんが・・・・す、好き・・・なんです。だから結婚するんですよ?何か誤解してません?」


「ヤダー!お姉ちゃんが誰かを好きになるとかイヤー!!お、男の人にベタベタされるとか本当許し難い!!私のお姉ちゃんなのにぃー!!」


「え?気持ち悪!」


「びぇえええええええ!! お姉ちゃんの馬鹿ぁ!!」


駄目ですねこれは。

後でお父さん(テゼール)になんとかしてもらいましょう。本当うちの家族って扱いにくいです。


「・・・・・申し訳ないッス。ウチの魔術師様変人なんッスよ」


「ああ?大丈夫。変人の扱いには慣れてる。いざとなったらカスバールごと潰すから問題ないよ?」


「笑顔で言い切ったッスね!!国際問題勃発ッスか? ちょっと勘弁してもらいたいッス!」


せっかくハイトさんが帰って来たのに、ゆっくり出来ないじゃないですかぁー。ん?でもハイトさん何故か笑顔。嬉しそうですね?なんでしょう?


「メリル。いい加減諦めたら?僕には敵わないよ?」


「イギギギ!! 腹立つなぁ! 私もここで暮らそうかなぁ。そんでずっと二人の邪魔してやる!」


ドゴスッ!


「痛い!! 何度も何度もチョプかまさないで! 私の素晴らしい頭脳が破壊されたらどうするのよ! お姉ちゃん!!」


「破壊されたら少しはその性格も中和されるのでは?試してみます?」


「びぇえええええええ!!酷い! やっぱお姉ちゃんなんか嫌い!!」


・・・・・・うーん。私メリルの事別に嫌いじゃないんですけど。言ってもいいですかねぇ?ポンッ。


「メリル。存在がウザいからもう帰りません?出口はあちらですよ?」


「いや!やっぱこの姉妹どっちもどっちッスね!お姉様も中々の性格でいらっしゃる!!」


ハイトさんが許しても、私はメリル甘やかしませんよ?

誰ですか?こんなになるまでメリルを甘やかしていたのは?


駄目な大人の見本みたいなの、作らないで頂けます?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ