【快適!!】海の上で新生活!!
どうも皆さん! 海の上から文屋です!
っととと! 停まっているとはいえ、滅茶苦茶揺れますねこれ。下手すると落ちますよこれ。
まぁ、突風が吹く吊り橋の上でも落ちなかった文屋にとってはどうって事はありませんけどね。
「ここよ。入りましょう」
おっ! 大きい船に着きました!
いやぁしかし大きいですねぇ本当。遠くから見ても大きかったですが、近くで改めて見ると圧巻の大きさです。
「……今から祖母に挨拶に行くわ。あなた達も来てくれる?」
「いいですけど、さっき会ったのでは?」
「ええ。会ったわ。でも二人はまだでしょ? 一応挨拶しておいた方がいいかと思って。リオンもいい?」
「問題ありません」
確かにお世話になる訳ですし、挨拶は大事ですね! 人付き合いの基本です!
まっ、どちらにせよ会うつもりでしたし、丁度いいですね!
では、早速向かいましょう!
ふぅむ、しかし中も広いですねぇ。これだけ大きい船を動かそうとしたら、いったいどれだけの人員が必要になるんでしょうか?
途中何人かとすれ違いましたが、皆さんがっしりとした腕をしていました。やはり、力が必要になるお仕事なのですね。
「それじゃあ入るわよ」
むっ、ヴィアベルさんがいらっしゃる部屋に着いた様ですね!
…………ほぉ~~~これは凄い部屋ですね。凄い広さです。
見た感じ、この部屋はヴィアベルさんのお部屋というよりも、作戦会議をする部屋といった感じでしょうか?
おっ? あの御婆さんがヴィアベルさんでしょうか?
「よく来たね」
「この二人がさっき言った二人よ」
「ほぉ? この二人が……?」
そ、そんなに近くで見なくてもいいと思うのですが……もしかして文屋の顔に何か付いてるんでしょうか? だとしたら文屋凄く恥ずかしいです!
「……おチビちゃん。あんた、結構な修羅場を潜ってきただろう?」
「えっ? ふ、文屋がですか?」
んん……心当たりがありすぎる……大当たりですよ。
「そう、ですね。人よりはそういう体験してると思います」
「やっぱりそうかい! うちの男達と同じ雰囲気をしてると思ったよ」
そ、それは文屋が男っぽいという意味なのでしょうか? 確かに取材のためなら泥にだって動物の糞にだって塗れますが……こういう事を言われたのは初めてですよ。
「それとそっちは……確か、リオンだったかい?」
「はい。いつもレレイにお世話になっております」
「そんなに堅苦しくしなくてもいいよ。あの子の友達みたいなもんだろ? もっとリラックスしな」
「友達ではありません。あくまで私は部下です」
部下……服も着替えさせてもらって、髪も結ってもらって……それって上司と部下の関係って言えるんですかね?
文屋としては、この二人は最早一種の家族の様な気がするんですが……。
「ふぅん……そうかい。まぁいいさ。あたしが口を挟む事じゃないしね」
「……いいわよね?この二人も少しの間泊めて欲しいんだけど」
「ふっ、いいさ。空いてる部屋があるから好きに使いな」
許可が貰えたようです! これでもう一人のリオンさんを探すのが楽になりますね! 色々取材したい文屋的にも助かります!
「部屋の場所は……覚えてるだろう?」
「ええ。……行きましょう」
では部屋に向かいましょう! どんな部屋なのか興味ありますね!
「ここよ。先に休んでて。私はちょっと他の皆に挨拶に行ってくるから」
「レレイ。私も行きましょうか?」
「大丈夫よ。船は揺れるから苦手でしょ? ゆっくり休んでて」
お部屋の前に着きましたが、レレイさんは挨拶回りをしに行くみたいですね。
うーん……文屋も色々見て回りたいですが、多分お邪魔ですよね? 今日は止めておきましょうか。
それにリオンさんを一人にさせるのは心配ですし。
「リオンさん。ここは大人しくお休みしましょう」
「……分かりました。レレイもそう言ってますしね」
「ありがとう。それじゃあ行ってくるわね」
……行かれましたね。
よし! それじゃあ、逸る気持ちを抑えられないので部屋に入りましょうか!
オープン・ザ・ドアー!!
おぉーいいですねぇ! 中も木で出来てますが、とても綺麗です。机も椅子もありますし、それにベッドも三つあります。これは快適に過ごせそうですね!
「いいお部屋ですね!」
「そうですね。綺麗な部屋だと思います」
しかしここまで快適な部屋だとは思いませんでしたよ。
今まで文屋が世界中を旅した時には、ここより酷い所ありましたしね。まぁ、それもまたいいんですけど。
よいしょっと。
おぉっ、ベッドもふかふかですねぇ! フフフ、心地良い感触よ!! ぐっすり眠れそうです!
「リオンさんも座ってみてくださいよ! ふかふかで気持ちいいですよ!」
「そうですか? それでは…………あっ、これは、凄いですね」
どうやらリオンさんもお気に召した様です! これなら海の上でも安心ですね! 寝具がいいと、大分気持ち的にも違うでしょうしね!
さて、もう今日はここで休む事になるでしょうし、のんびりしときますか。
それじゃあ皆さん本日はここまでという事で。
さよならです! バーイ!




