【到着!!】山に囲まれた街、リーデンブルグ!
「フミヤ。着きましたよ」
うーん……うん? はれ……? あ、皆さんおはようございます!
いやぁ、よく寝ました。大分ぐっすりでしたね。
「おはようフミヤ。リーデンブルグに着いたわよ」
お! 着いていたようですね! 寝てる間に着いている。よくあるやつですね!
よっこいせっと! おお! 今までとは違う景色が広がっていますね! 山に囲まれた街のようです!
「ほら降りますよ」
おっと、もうレレイさんは先に降りて代金を払ってるようですね! では文屋も降りましょうか。
うーーん……! 空気が美味しいですねぇ……! 綺麗な所です。
「さて、それじゃあフミヤ、行きましょうか?」
「はい! えっと……とりすすめ……」
「トリスメギストス、ね?」
「そうそう! トリスメギストスさんです! その人はどこにいるんですか? 早速向かいましょう!」
「まあまあ落ち着いて。私達にも分からないのよ」
何と! レレイさん達にも分からないとは! いったいどうすれば良いのか!? ピンチ!
「ではどうするんですか? 場所が分からないなら、お話を聞けないのでは?」
「そうね。まずは石切り場に行ってみましょうか?」
ふむ? 石切り場ですか。ここは石が名産品だったりするんですかね?
「分かりました! 行きましょう!」
早速石切り場にしゅっぱーつ!!
着きました! しかし大きいですね! 文屋、石切り場って初めて見ました!
「ここね。えっと……ここの責任者の人は……」
レレイさんは責任者の方を探しに周りをうろうろしています。しかし辺ですね……何で誰もいないんでしょう?
「変ですね? 何で誰もいないんでしょうか?」
「そうですね……私にも検討がつきません」
リオンさんでも分かりませんか……。何かこれ、誰も近寄ろうとしないだけに思えてきました。
あっ、レレイさんが戻ってきました!
「……駄目ね。どこにも人が見当たらないわ」
うーん、どうやらいないようですね。
「レレイ。どうしますか?」
「そうね。一回住宅街の方に行ってみましょうか? ちょっとそこで聞いてみましょう」
レレイさんの言う通りですね! 実際に現地の人に聞いてみるのが良さそうです!
「そうですね! 行ってみましょう!」
では、いざ! 住宅街へ!
着きました! ここら辺は人通りもある程度はありますね!
「じゃあどこで聞きます?」
「こういう時は、そこら辺にいる人に聞くのが一番よ。政府の関係者とかだと、何かしら隠す可能性が高いし」
そこら辺にいる人……あっ! あの人にしましょう!
「すみません! ちょっとお時間宜しいですか!?」
「えっ? 何でしょう?」
「この街に石切り場がありますよね? あそこに入りたいんですけど、誰もいないんですが……」
「……ああ、あそこか。あそこは行かない方がいいですよ」
うん? どういう事でしょうか? 何かあるんですかね?
「あの、どういう事ですか?」
「あくまで噂なんですがね……あそこ、変な魔物が出るらしいんですよ」
変な魔物……文屋としては、魔物そのものが変な物ですが……。
「変な魔物って、どんなのですか?」
「何でも他の魔物と違って、話しかけてくるらしいんですよ……」
むっ……これは結構重要な情報じゃありませんか? これってつまり、魔物は基本喋らないって事ですよね? という事は、文屋が出会ったオーク族のトールキンさんは魔物とは違う、もしくは特殊な例って事ですよね?
「……なるほど。ありがとうございます! 失礼しました!」
よしよし。これはもう調べるしかないでしょう。こんなのブンヤとしては見逃せません!
「レレイさん。どうします? 文屋的には行ってみたいんですが」
「そうねぇ……一応リーデンブルグは私達の管轄外なんだけど、仕事としても調べておく必要があるわね」
あれ? そういえば、レレイさん達って査察官なんじゃなかったですっけ?
「あの、すみません。レレイさん達は査察官なのでは? こういうのは、また別の方がやってるんじゃないんですか?」
「そうなんだけどね……はぁ……上から目を付けられてるみたいなのよね……」
どういう事でしょうか? 何かやっちゃったんですかね?
「……すみません。レレイ」
あれ? 何でリオンさんが謝るんでしょう?
「いいのよリオン。あなたのせいじゃない」
「しかし……」
「ほら、行くわよ。仕事としても調べなくちゃいけなくなったんだから」
これは、今詳しく聞くのは良くなさそうですね。また今度聞きましょうか。
「えっと、じゃあ行きましょう! 文屋もお手伝いします!」
「ありがとう。ほら、リオン」
「……はい」
リオンさん、落ち込んじゃってますね……。
さてと、戻ってきましたね。しかしどうやって入りましょうかね? 入れないように扉が閉めてありますし。
「レレイさん。これどうやって入ります?」
「そうね……どこかに裏口とか……」
「私がやります」
うん? リオンさん? やるってどういう事でしょうか?
あっ、リオンさん扉に近付いて何を……。
「……危ないですから、下がっていてください」
えっ、何扉掴んでるんですか? 危ないって何が……。
「フミヤ。下がりましょう」
わっ!? ちょちょちょ、何ですか!? そ、そんな引っ張らなくても……!
「……いきます!」
うおっ!!? なななな、何ですか!? 物凄い音がしてますが!? こ、こんな金属がひしゃげる音、中々聞きませんよ!?
はえっ!? リ、リオンさん!? と、扉をもぎ取ってるんですか!?
「……っはぁっ!!」
ヒエェエッ!? ほ、本当にもぎ取った……リ、リオンさんってこんなに力あったんですね……。いや力強い方だとは思ってましたけど、これは常軌を逸してますよ!?
「……終わりました。どうぞ」
「ええ。ありがとうリオン」
え、ええ……これ、レレイさんは知ってたんですね……文屋だけが知らなかった感じですか?
「フミヤ。驚かせてしまってすみません」
「い、いえ! 確かにちょっとビックリしましたけど大丈夫ですよ」
ふへぇ……これも機会を見て聞いてみましょうか。
「二人共どうしたの? 行くわよ?」
「あ、はい!」
「分かりました」
よし! 今はこの石切り場です! 行くぞっ!
ここで次回予告! 石切り場に入った文屋達! そこには予想だにしなかった光景が広がっていた! 次回! 『石切り場の秘密』! 座して待て!!
それでは、さよなら!!




