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デリート  作者: 和貴
4/12

第4話 恐怖

 追い掛けて来る警備員達を入り組んだ通路で何度も遣り過ごしていたのに、僕達は再び船底部へと追詰められてしまった。

「マック! しっかり!」

 僕はエルフィンの背中に負ぶさって息も絶え々になっている。

 何をしたのか自分でも判らない。気が付いたら、社長とその周辺に居た警備員達が血塗れになって事切れていた。そして僕は今まで体験した事も無いくらいの多量の血を吐いた。

「エルフィン……も、もう、いい。いい……から、僕……降ろして」

 意識が霞む。体が重い。

「何言ってるの!」

「僕は……もう、いいから。置いて……って」

「馬鹿ッ! そんな事! 出来る訳ないじゃない! もぉおっ、弱音吐かないのッ!」

 ニアが涙声で一喝するけど……もう駄目かも知れない……そんな気がした。

「マック! しっかりしてよう! おう〜い!」

 擦れて行く僕の意識を引き戻そうと、ニアが容赦なく耳元で怒鳴る。

 ごめんニア。僕ってどうしてこう……お荷物なんだろう。

 声にならない。全身の倦怠感が口まで重くしているんだ。僕は自由が利かない自分の身体の不甲斐無さを呪った。

「ニアちゃん、ちょっと手を貸して」

 エルフィンがニアの手を借りて、僕を降ろした。

 そして僕の肋骨の浮いている痩せた胸をはだけると、調合した鎮痛剤らしきものを素早く打つ。即効性の経皮無針注射を循環機能の胸に直接接種したから薬の効果が強い。鼻の奥で薬独特の臭いがしてクラクラする。

 エルフィンは僕の処置を終えると、今度は僕達が持っていた携帯から、隔壁操作のプログラムデータに接続し、侵入する。

「あれ?」

 ニアが画面を覗いて首を傾げた。

 重い音が次々と聞こえ、重厚な隔壁が天井部から降りて来る。

「この辺りのエア・シャッターを作動させたわ。解除コードを壊しておいたから、これで暫くは下層部へは入って来られない……どうしたの?」

 エルフィンは画面に釘付けになっているニアを訝った。

「ねぇ、マック」

「……何?」

 全身が一層もの凄い倦怠感に襲われる。返事をするのも億劫だったけど、黙っていたらニアから無視したとか言われて後が怖い。

「来た時にウィルス送らなかった?」

「ウィルス? ……別にそんな形跡は無いわよ」

 エルフィンが首を傾げる。

「だあって、マックしたよね?」

「う……うん」

 確かに僕はスターミューズに乗った時、監視モニタと隔壁コード履歴に検索を掛ければウィルスに感染するようにしていた筈だ。エルフィンが遣った様に特定の隔壁を始動させる為には起動コード履歴に一旦介入してコードを読み取らなければならない作業がある。

「ほらァ、見てよこれぇ」

 ニアは僕に向かって画面を見せた。

(……本当だ。きれいに消えちゃってる)

 僕は黙って頷いた。

「誰かがワクチンを使用したのね。そこいらの会社じゃないのよ。あらゆる想定でのセキュリティが組み込まれているもの……そんな方法では無駄ね……だとすれば貴方達は既にセキュリティに引っ掛っていた事になるわ。私達はとっくに見付かって泳がされていたって言う事になるわね」

 エルフィンは気の毒そうな視線を僕達に送った。

「ふうーん」

 ニアが意味ありげな上目遣いでエルフィンを見上げる。

(ね……ニア、もしかして彼女の事疑ってるの?)

 息も絶え絶えの僕は、心の中でニアに問い掛ける。

「あのね……」

 ニアは呆れて僕を見返した。

(パソコンオタクのマックなら分かるけど、タダの派遣社員が起動コードなんか読み取ったりして……ンな事やってのけられるとでも思ってんの? ニア達に初めて会った時だって拳銃持っていたんだよ? やっぱこの人怪しいよ。絶対)

(そんな……)

 ニアは確信を持って僕に伝えた。エルフィンの事がどうしても信じられないみたいだ。

「さ、早く」

 エルフィンが再び僕を背負って走り出す。いくら僕がニアよりも軽いからって、コレは無いよ。何だか自分が情けなくなって来た。だけど、そう気に病む時間は無かったんだ。僕はエルフィンに打たれた薬で、あっという間に深い眠りに引き摺り込まれて行った。



「何? ここ……水音?」

「実験プラント? ……何をするラボなのかしら?」

 二人の声で眼が覚めた。

「ま……まだ……生きてる……」

 僕は小刻みに震えている、自分の骨ばった細い両の掌を見詰めた。

「あ、気が付いたぁ? 大丈夫?」

 ニアの悪戯っぽいクリクリした瞳が僕の顔を覗き込む。

「気分はどう? まだほんの少ししか眠っていないのよ」

 二人の言葉が温かい。それに……エルフィンの背中も温かいよ。

(ニアって、本当は優しいんだ)

「な……何うるうるしてんのよォ!」

 ニアが、慌ててトゲトゲしく言い放った。

(あれ? 図星?)

(あ、あ……あに言ってンのよ!)

 ニアは赤くなってそっぽを向く。

 普段なら僕に絶対に見せない、優しいところを僕に悟られたのが悔しいのかな?

「だって……」

 言いかけて、はっと我に返った。

 人の気配がする。それも大勢の。

「囲まれているわ」

 エルフィンが焦った。

「やったわねっ!」

 ニアはエルフィンの傍から飛び退った。完全に彼女を敵視しちゃってる。

「マックを放して。待ち伏せさせておいて、ここへ連れて来るようにしたんでしょ? ニア達をどうする心算なのよ?」

 大勢の大人達は皆銃を構えていて、僕達を素早く遠巻きに取り囲む。

「な、何よ……う、撃つの? ニア達を殺すの? 密航したから? だから殺すの?」

 ニアは顔色を失って、エルフィンに詰め寄った。

 ニアが壊れていく。銃を持った何人もの大人達に追い掛け回されるんだもの。徒事じゃ無いなんて事は僕にだって判ってるさ。だけど、エルフィンに訊いたって……

「ニア、ちが……」

「待って!」

 幾つもの銃声が、僕とエルフィンの声を無情に掻き消した。

 床への着弾が火花を散らしながら、一斉にニアめがけて集中する。彼女の体が撃ち抜かれ、血飛沫と一緒に何度も弾かれた。

 目の前の光景に、僕の全身が凍って心臓が今にも停まりそうだ。

 弾の幾つかが跳弾し、数ある大型水槽に当たって罅割れる。

「う……」

 ニアは想像を絶する激痛に手足を縮めて丸く蹲った。声にならない呻き声が、乱れた呼吸と一緒に喉から搾り出される。微かにニアの血塗れになった手が震え、何かに縋ろうと動く。

 蹲った身体の下から床へ流れ出る血が、彼女の周りに見る々うちに拡がって行く。

「キャアアアァ―――――!」

 悲鳴の尾を引きながら、ニアは闇に落ちて行った。

 僕はエルフィンの背中に縋り付いて叫んでいた。

 唐突にニアの体が消えた。彼女が倒れていた場所には、ぽっかりと大きな暗い穴が開いている。床が抜けたんだ。

「ニアーッ!」

 僕は力の限り彼女の名を叫んだ。彼女の断末魔の様な悲鳴がいつまでも耳に残り、全身に震えが奔る。

「ニア……イヤだ……厭だ! ニア!」

 嘘だ! こんな……こんなこと……僕は何をしていたんだ。自分の事で精一杯で……僕は……

 エルフィンがニアが消えて行った穴へ駆け寄ろうとして、踏み止まった。明らかに何かに狼狽している。

 僕は自分の眼を疑った。

 同じだ。学校でニアから受け取った小壜から出て来たのと同じく、黒くて得体の知れない何かがここにも蠢いていた。しかも、前とは比べ様が無い程大きくて沢山の何かが、割れた水槽の中からゆっくりと溢れ出し、大蛇の様にうねりながらこちらへ迫って来る。

 僕は禍々しく蠢くそれらの向こうで、水槽から流れ出して来たモノに眼を向けた。それは多量の水溶液と一緒に幾つものにん……人……間? 未換装のサイバノイド? それとも何かの標本だろうか。皆年齢にバラつきはあったが、同じ様な少女の体をしている。

 そして……彼女達は皆、見覚えのある同じ顔をしていたんだ。

 この顔は、ニア? それとも僕? 何で此処に、こんなに……

 冷水を頭から掛けられた様だった。

 僕達と同じ顔と体をした何体もの人型は、水溶液の流れに従って床に散らばった。そして、ふやけた白い皮膚は空気に触れた所から見る々うちにどす黒く変色して干乾びて行く。

 ヒトじゃ……ないの?

 僕が見た、蛇の様に蠢く黒いモノは幻覚だったのだろうか? 干乾びたヒトを残していつの間にか消えていた。

「これ……は、クローン? なんでこの子達と同じ……なの?」

 僕を支えていてくれたエルフィンの腕から力が萎えていく。

 僕は激しく咳き込みながら、ずるずると彼女の背から伝い降り、両膝に力が入らなくてそのままへたり込んでしまった。

 何、言ってるの? 僕達のクローンって、どう言う事?

 僕は怪訝そうにエルフィンを見上げた。彼女の意図が理解出来ない。

 息が苦しい。咳が止まらなくて、考えが纏まらない。なのに、こんな……こんな時に、何冗談言って……



「嫌、少し違うがね」

 背後で聞き覚えのある男の人の太い声がした。

 僕が咳き込みながらゆっくりと振り向くと、死んだ筈の社長が立っていた。

 一瞬慌てるが、外見上社長がサイバノイドだと判ってホッとする。

「それは、試作品の失敗作だ。そして、お前の隣に居る子供もそうだ……いや、そいつは自我を持っている個体だな。訂正しよう。そこに転がっているのとは別の物だ」

(え? ……僕? ……何の事?)

「山崎も考えたものだ。自我を確保する為には、手段は選ばん……か。移植とナノマシンで命を繋いでも、所詮は限界がある。それが理解出来ない奴ではあるまいに……」

「社長、貴方は一体……」

 エルフィンは社長を見上げて呻る様に呟いた。

「私がこの者達のオリジナルだよ……と言っても語弊があるな。本体は別に在る。見ての通りこの体は造り物だ。サイバノイドとか言われるらしい」社長は大きく腕を広げた。「会社を運営するには、其れなりのこけおどしも必要になるのでね。今の私には必要なのだよ。私は昔、死から逃れたいが為にあらゆる限りを尽くした。勿論手段を問わずだ。其の為に何人もの私が現れた。俗に言うクローンだな。成功した例はごく僅か。遺伝子レベルでの何かが災いしてか因果関係は未だに不明だが、男性形はこいつを除いて以後何度造っても出来なかった。だが、限りなく未完成に近いこの成功例は、自我を持っている。解るか? 姿容は同じ私であっても私ではない。別の固体だ。自分の身体が欲しいばかりに、何年にも亘って多くの生と死に干渉し続けた……が、総ては悪足掻きに過ぎなかったのかも知れんな」

 干……渉? ……この人は何を言ってるんだろう?

 彼は僕の事を知っているみたいだ。でも、それよりも僕はエルフィンの反応が気になる。彼女も、何か知っているみたいだ。

「貴方の噂は本当だったのね?」

 エルフィンは横にゆっくりと頭を振り、溜息混じりにそう言った。そして何だか社長を憐れんでいるように見上げる。

「否定はせん。本当の事だ。生命を扱うには其れなりに莫大な費用と時間が掛かる。研究からの副産物である医薬品から化粧品も利用せん手はなかろう? 尤も、今ではその副産物の方が皮肉にも主力として成功してしまってはいるがね。エアの中央医療局長に修まっている山崎環は、当時私の治療を行っていたスタッフの一人だ。奴はここにいるそいつを連れて社を離れた……完璧にしてお渡ししますと言ってな」社長は、吐血して蹲っている僕を冷ややかに見下ろした。「だがどうだ。あれから何年にもなるが、こいつは完成品に値するか?」

 社長は僕を見て蔑む様に笑った。

 僕はカチンと来る。完成……品? 人を品物か何かのモノでしかこの人は見れないのか?

「マックだったな? 来い。今更手遅れかも知れん。が、まだ間に合うかも知れん。この私ならば、恐らく今のお前をまだ生かしてやれる事が出来るだろう。可能性はゼロではない」

 そう言って、僕の方へと片手を差し伸べた。

「……嫌だ」

 僕はなけなしの意地で抵抗する。そうは言ってみたものの、指先一つ満足に動かせない今の僕に、一体何が出来る?

「何故?」

「貴方が治したいのは僕自身じゃない。僕の体。貴方の器になるのが条件でしょ?」

 何人もの警備員から、一斉に銃口を突き付けられた。エルフィンが傍で息を呑む。

 成す術無し……だ。

「生意気なガキだ! 社長に何てぇ口の利き方だ!」

 一際大柄な警備員の一人が、手を伸ばした。

「あうっ!」

 僕は、荒っぽく顔を正面から鷲掴みにされて、引き上げられた。僕の両の手足が力無くだらりと下がって、まるでそこに倒れている人形の様だった。尤も、基本は全く同じ顔や作りなのだからそのものかも……

 次の瞬間、乱暴に床に放り投げられた。僕は受身さえ出来ずにもんどり打って倒れて、右肩を強打した。呻きながら、身体を丸く屈める。

「察しが良いな? そうだな。いずれはそうなる予定だ。が、私とて好んで殺生をしておるのではないぞ。生命を知るには、死についても学ばねばならん。太古より偉大な術者が戒められていた禁忌を敢えて犯す様に……」

「私もそうあるのだ。とでも言いたい様ね? 詭弁だわ」

 演説めいた社長の言葉をエルフィンがぴしゃりと斬った。

「幾ら言い繕っても、貴方が何百、何千人と他人や自らのクローンを犠牲にして来た罪は消えないわ。禁忌って、何度やっても結果としてそうなる事が解っているから戒められているのでしょう? 他への可能性が見出せないから」

 社長はムッとなった。エルフィンの物言いが気に入らなかった様だ。

「罪などではない。粛清だ。人類は無駄に増え過ぎたのだよ。その無駄に増え過ぎたものを効率的に利用して何が悪い? 現に、先日ナバナの首相は難民を受け入れるとして多額の救済金を受理したにも関らず、事故と見せ掛けて受け入れた二千人もの難民を殺害したではないか。彼に比べれば私なぞ……」

「だから、それが間違っているのよ。勘違いしないで。何の権限を以て粛清だなんて言うのよ。自分が神にでもなった心算なの? それに、事故か故意にかは知らないけれど、他人と自分を比較してどちらがマシかだなんて……大手企業の取締役が口に出して言う言葉じゃ無いわ」

 何だか、ニアみたいな言い方するなぁ。内容はエルフィンの方がしっかりしてるけど。

僕は床に倒れたまま、じっと二人の遣り取りを聞いていた。

「時に、お前は何処の鼠だ?」

 社長の口元が笑う。

 一瞬、エルフィンは顔色を変えた。

「バイオ・ケミカル社か、メディカルミッテラン社か……連邦捜査局に、どこぞのテロ組織と言うのもあるな? 選りすぐりのコンパニオンの中でも、お前は私の眼鏡に適っていた上、この者達に早くから接触しておった。泳がせておいたのもその為だ。一緒に来ていた者達はとうに生きてはおらんよ。まあ、今更何処の者だと詮索する心算も無い。残念だったな」

「……最低!」

 エルフィンは社長を燃えるような碧い瞳で睨み付けた。

「黙れッ。この小娘!」

 彼女のすぐ後ろに立っていた護衛が、銃把を振り下ろすのが見えた。

 一瞬、エルフィンはかわそうと身構えたが、僕と視線が合って動きが止まった。

 そのままあっさりと殴られる。

「エルフィ……」

 かわそうと思えばかわせた筈なのに。

 でも、すぐに僕には彼女が何故殴られて気を失ったのかが分かったんだ。

 エルフィンを殴った護衛は、社長に厳しく咎められた。もしかすると社長はエルフィンを使って僕に脅迫めいた事でもしようとしていたのかも知れない。


 僕はエルフィンの倒れている傍の大型水槽の前へ、二人がかりで両腕を抱えられ引き摺る様にして連行された。

 淀んだ水槽の前には、白衣を着た医療スタッフらしい人達が五、六人待ち受けている。

 これから何をされるんだろう。

 治療すると言ったって、僕自身(I・D)は不要なんだ。どんな事をされるのか判ったものじゃない。

 医師の一人が、手帳サイズのハードケースを持って近寄って来た。手際良く衣服を脱がされた。全身にシール状のセンサータグをケースから取り出して貼り付けられる。

 内心、エルフィンには悪いけど、彼女が気を失っていてくれてこの時ほどホッとした事は無かった。身体の骨という骨が浮き出している貧弱な僕の姿なんて見られたく無いもの。



「!」

 声を出す間もなく、あっという間に濃い黄褐色の水溶液の中へ乱暴に投げ込まれた。とても僕を人として扱っている様には思えない。

 全身に刺す様な強烈な痛みが走る。息も出来ない。けど、僕はもがく事すら出来なかった。

 生暖かくて血生臭い液体。

 ……気持ち悪い。

 そう思った時、既にこの液体は僕の肺の中を満たしていた。

(ニア……きっともうすぐ逢えるよ……)

 血煙と一緒に、僅かに肺に残っていた空気が水面へと昇って行く。

 水槽の上から照らしているライトの光が、琥珀色に揺らめいて見えた。


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