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目を開けたら、そこは古びた天井だった。
当時19歳…だった記憶がある。
私は一度死ぬはずだった。
自律神経失調症、摂食障害、DV…、
鬱になり自殺願望にとりつかれ…そして未遂。
生きる意味なんて20歳を超えてからとっくに無くなってた。
なにもかも必要が無くなって、何もかもいらなくなった。
立ち上がることすら困難になったあたしに、
これから生きる意味なんてあるのだろうか。
死ぬことを目標にしか生きられない。
そんな人生は運命なのだろうか。
それでもこうしてまた一日を終えて、
明日を迎えるあたしに降りかかるものは“絶望”だ。