きっと世界一どうでもいい話
人は語らずにはいられない時があると思うんです。
そんな事別に語らなくていいじゃん、って事でも。
分かっているけど、このやり切れない思いを語ってみましょう。
最近ね、家でどうもうまくパンやお菓子を焼けなくなってたんですよね。
なんかね、違うんです。
「こんな感じになってほしい」という感じに仕上がらない。
スコーンの焼き色がなんか薄い。
お前どうしたんだよ、今日顔色悪いよ?って感じ。
お前どうしたんだよ、なんか今日ちょっと背が低くない?って感じ。
食パンなんて上部がペコンとへっこんでるし、そんなのがオーブンから出てきたら、もうふて寝するしかないヤツです。
どうしたんだよ!何拗ねてんだよ!
粉か?新しく買った粉が気に入らないのか?
イーストか?どうした、寒くて動けないのか?
そんな風に問い詰めたくなるヤツです。
発酵時間にお話書いたりして、全然集中しないからダメなのかと思って、今日はめっちゃ作る事に集中した一日を送ってみました。
そして判明したのです。
オーブン壊れてるじゃん………。
おかしい、おかしいと思いながら作り続けて、最後にグラタンも作ってやっと現実を受け入れました。
焦げ目の薄すぎるグラタンは、違うんだよ。
もっと、もうちょっと、こんな感じで色が付いてほしいんだよ。
焦げ色が気になって、もうバーナーで焼いちゃえと火を当てたら、火力が強すぎて黒色になりました。
コレモチガウ……。
故障原因 : 過労
多分きっとそう。
ごめん。私のオーブン。
頼りになるヤツだと思って、つい頼りすぎたよ。
誰よりも大事なヤツだったのに。
みんな気をつけて。
大事なものは失ってから尚更気付かされるものなんですよ。
マジか〜
オーブンない生活なんて考えられない。
そんなどうでもいい悲しみをここに書き表してみます。
もう書くしかない。
オーブン使えないやり切れない時間を、書いて埋めるしかない。
みんな、聞いてくれてありがとう。