ノンバタークッキー
きっとすぐ脱線したエッセイ書き出すような気がするから、1回目はお菓子レシピ入れとこう。
そんなお話です。
オイルでクッキーは作れます。
油の種類はたくさんありますが、無難なラインは太白ごま油かと。
無味無臭の油で、製菓専用の容器に入ったものもあります。容器が違うだけで、料理用太白ごま油と同じものみたいですけどね。
ちなみに私はバター派なので、オイルスイーツは、「定番焼き菓子を試しにいくつか作ってみた事がある」くらいの経験者です。
そんな私は、お話に合わせてシンプルクッキーを作ってみました。
太白ごま油 50g
砂糖 40g
塩 ひとつまみ
卵黄 1個分
薄力粉 90g
アーモンドプードル 20g
アーモンドプードル無かったら、薄力粉110gとかでも大丈夫です。アーモンドプードルないと作れないなんて事はないです。
ちょっとくらい「粉入れすぎた」もアリだし、「もっと砂糖入れちゃえ」も、「もっと砂糖少なくしちゃえ」も全然オッケーです。
これがバターだったら、オイル50gの代わりに60gにするかな。
このクッキーの売りは、「適当に作って美味しい」ですからね。適当感は必要です。
ベーキングパウダーは入れた方が膨らみがよくて軽い食感になるかと思いますが、入れなくてもクッキーは作れます。
今回はお話に合わせて入れない方向で。
あ。お話読んでなくても全然オッケーっす。
混ぜる順番ですが。
何も考えず、バターの時と同じように、オイルに砂糖、卵、塩、の順で加えたら、イマイチの混ざり具合でした。なんかちゃんと混ざってない感じ。
気に入らないけど、粉もちゃんと加えて生地を作りましたが……
でもやっぱり気に入らなくて、作り直ししました。
「なんか違う」感がありすぎて。
ちゃんと考えるとこうでした。
①卵黄に砂糖を加えて混ぜる
②塩加える
③少しずつオイルを加えながら「よく」混ぜる→ここまでが泡立て器
④振るった粉類をゴムベラでサックリ混ぜ合わせる
⑤それをラップの上に置いて、棒状に伸ばして一旦冷蔵庫に入れ、一時間以上寝かせる。
↑
後に作った生地は、最初に作った生地と状態も色も違いました。
最初のものは黄色が強くて、ベタついた生地。
手直し生地は白っぽくて、まとまりが良い生地。
わりと違います。
まあオイルに砂糖がマズかっただけで、卵黄も一緒に混ぜておけば分離は無かったかもしれませんが。
でもオイルは後で少しずつ加えるに越したことはないんじゃないかなと思います。
あとは包丁で適当にカットするだけです。
厚めクッキーが好みなので、1.5cmくらいの激厚でカットしてみました。この辺はお好みですけどね。
この厚みは、生地の周りにグラニュー糖をまぶしたクッキー向けなのかもしれないけど、家だし別にいいじゃーんな感じです。
普通にお勧めするのは5mm〜1cmくらいかな。
分厚いし170℃で20分焼き。
軽くてサクサククッキーの仕上がりでした。
塩は必須ですね。
塩は何でもいいけど、私のお勧めはゲランドの塩です。
塩特有のとんがった感じがなくて、お菓子に合ってる気がします。
生地作りは5分もかからないので、普段の手軽なお菓子にお勧め出来そうです。
クッキーは冷凍保存できるし、冷凍庫から出してサクサクすぐに食べれるから、非常食にも便利です。
卵黄しか使わないから、余った卵白はスープに入れてもいいし、冷凍保存も出来ますよ。
たくさんクッキー作るなら、全卵にしてもいいですしね。
卵黄20gと考えて、適当に置き換えてみてください。
ちなみに混ぜ方の違う生地、どちらも焼いてみたら、イマイチな生地の方も美味しかったです。
納得した混ぜ方の方が、軽さが出てましたけど。
おそらくどんなやり方でも失敗知らずなクッキーではないでしょうか。
まさに「適当で美味しい」ですね。
あなたが異世界に行った時、クッキーでも作るかと思い立った時にお勧めです。