ちょっと帰省中
帰省しているところです。
亡くなった父に、「迎えに行こうか?」と夢で話しかけられたので、ちょっと帰ってみようかなと。
今日は中秋の名月でしたね。
とても見晴らしのいい場所にある実家なので、月がのぼる頃から見てました。
月がのぼる頃。
その頃私は、庭の栗の木の栗拾いして、必死にイガから栗を取り出してました。
めっちゃ蚊が飛んでるし、マジ修行ものです。
たまの親孝行だし、しょうがない。
なんでも来い!の姿勢で、母からの指令をこなしているところです。
「お月見団子の代わりに、白玉団子作りたい」
というミッションを受けて、材料のお買い物に付き合い。
母にあれだけ作り方を説明したにも関わらず、白玉粉に水を入れすぎてシャバシャバになったようで、
「葛を足して火を通してみた」と、謎の工夫をされた不思議な物を振る舞われて、
「新しいお菓子やね」とコメントを送る親孝行もしています。
なんか飲める白玉団子(団子じゃなかったけど)って名前付けたくなるやつです。
「今日はおやつと夜ごはん、同じもの食べたわね」と話す母ですが、おやつに食べたのはケーキだし、夜はピザだったので、「小麦粉使ってるところが共通点か」と妥協して、「確かにね」と親孝行な返事も返しています。
適当なところがある母を見ていると、自分のルーツを感じる事があります。
そんな実家の悩みごとのひとつ。
家の天井裏にアライグマ住んじゃってるみたいなんですよね。
庭の池で三匹のアライグマ親子がパシャパシャ何かを洗ってるのを見て、アライグマに気づいたみたいです。
前はハクビシン住んでたみたいだし、柵のない動物園みたいです。
害獣達との同居生活は、全然メルヘンの世界なんかじゃないんですけどね。
そんな実家の台所の食器拭きタオルは、ラスカル柄でした。
あれだけ憎々しい感じでアライグマを語っていたのに。
「アライグマじゃん……」
と思ったけど、そんな呟きは心の中だけにしておくのが賢明です。
「このラスカル柄可愛いね」と話題を振ろうものなら。
リアルアライグマはどれだけ迷惑な存在かという話を、また最初から聞かなくてはいけなくなりそうだ。
今回の帰省での収穫。
青柚子の季節に帰ったことかな。
黄色に色づく前の、緑色の柚子。
青柚子胡椒を作れるなと。
柚子胡椒は黄色い柚子でも作れるので、いつもは柚子の時期に送ってくれる、黄色の柚子を使っているけど。
青柚子と青唐辛子を使えば、もっとピリリと辛いやつが作れそう。
柚子胡椒は柚子の皮と、唐辛子と塩があれば簡単に作れちゃいます。
帰ったら青唐辛子を探そっと。