感想待ってます。違った。ご意見待ってます、のお話。
今日はめちゃくちゃ久しぶりにエッセイカテゴリー読んでみました。
8月はリアル生活に追われて、
「仕事 」
「隙間時間にお話を書く」
「賞味期限が近くなった製菓材料を使い切るため、何かを作る」
ほぼこの三つしかしてなかったんですよね。
本当に何をしているのか。
そんなわけで久々のエッセイ読み。
なろう世界のエッセイって、なかなか面白いんですよね。
辛辣な言葉も、素敵な言葉も、どこにも当てはまらない言葉も。
言葉を通して人柄が見える時があります。
そこが面白いなと。
そんな楽しいしかないエッセイの中で、
「感想の返信」についてお話されている話を読んで、私自身の未返信の感想に思い当たりました。
後で、と思いながら生活に追われて未返信だった感想チェックです。
思い出させてくれた作家さんには感謝しかないです。
使う言葉が優しくてなんだか好きな方なんです。
それはそうとして、めっちゃ急いで感想のお返事返しです。
おそらく今頃、
「なんの話だ」
「よく分からない人から何か来た」
と、忘れた頃の返信に戸惑わせてしまっているのではないでしょうか。
そうであれば、更なる迷惑を申し訳ない。
届けてくれる感想って、気付かされる事が多くて好きなんですよね。
温かい言葉に「マジありがとう」と直接伝えたくなっちゃう時もあります。
そんな流れで、まるで感想に対する感謝の言葉を綴るエッセイに見せかけて。
そういう訳ではないのです。
「感想」ではなくて「ご意見待ってます」の言葉で思い出深いお話を。
私はお仕事で、お店のニューズレター担当者になった事があります。
こんな季節商品始まりますよ、とか。
この定番商品は、こんな風に作られてますよ、とか。
ちょっとしたラッピング法とか。
面白くない私の漫画とか。
そんな事を載せたお店の新聞です。
ちなみに私は漫画はかけません。
「漫画も描いて載せといてよ」と無茶振りされて、載せただけなのです。それってどうなのか。
もともとそんな仕事を担当する事になったのは、
私が学生時代に新聞部だったというガセネタが広まったからでした。
違うし。テニス部だったし。
違いますよ、と否定したけど。
あ、やっぱり?みたいに返されて、
大丈夫、出来るよ、と根拠ない言葉で押し切られての担当者でした。
もうね。何ヶ月もやってると、ネタがつきちゃうんですよ。
え〜〜もう無理、って思って
「お客様のお言葉コーナーを作りませんか?」
と提案して、片面の半分くらいを占める大きなコーナーを作る許可をもらったのですが。
お客様にお声を求める時の文言に、
「温かいお言葉や、厳しいお言葉、色々なご意見待ってます」
とかいう感じで書いたら、上から即ダメ出しをもらいました。
「温かい言葉はいいけど、厳しい言葉は要らんやろ」って。
厳しい言葉なんて、スタッフの何の励みにもならないだろう?
温かい声援は力になるけど、要らん言葉はモチベーションを落とすから。
何気ない会話だったし、深い闇のあるお店だったけど、そんな言葉がさらりと感覚で出ることに「さすがだな」と感じた事を覚えています。
感覚に感動をしたのです。
闇深いお店だったからこそ、その言葉が衝撃的だったのかもしれません。
「え……そんな事言ったら、まるでお店がスタッフさんを大事にしてるみたい……」
そんな風に感じたことも覚えています。
確かにギリギリの所で立っているスタッフさんも多かったので。
そんなところに厳しい言葉は、トドメの言葉となっていたかもしれません。
厳しい言葉は、時に危険です。
あまり好みじゃない時は、
「個性的ですね」
と返しておけば、平和な世界が続くはずです。
コメントに困った時は、
「個性的でいいですね」
その言葉を送ってみましょう。
喜んでくれるかは分かりませんが、
「駄目じゃない?」
よりは優しい世界のはず。
また締まらない話で終わってしまいました。
ごめんね。そのうちにカッコよく話を締めれるはず。