旧友との再会〜野郎共〜
キャラ詳細 1
加西 光輝
身長 172センチ
体重 65キロ
誕生日 5月12日
体型 細マッチョ
特徴 活発
長所 コミュニケーション能力
短所 どスケベ、おバカ
座右の銘 元気! 性器! 勃○!
真っ白な扉を開けると、長い渡り廊下がありそこをしばらく歩くとだだっ広い部屋へとたどり着いた。
そこには既に何人もの旧友がいて、すぐに俺たちに気がついた。
「おぉ!コーキじゃん!」
真っ先に駆け寄ってきたのは一番仲の良かった西宮 昴だ。
左に流れた前髪が特徴的で見ない間に金色に染めたらしい。
背丈も俺と同じぐらいで、昔はよく喧嘩もしたが何かと気の合う親友みたいな奴である。
「スバル!懐かしいなぁ」
「中学以来だもんな。相変わらず野球は続けてるのか?」
「いや、もうやめたよ。今は大学生活を満喫中だ」
「そうなのか…………お前の投げる球、すごかったのにな」
たとえ旧友であろうとも、俺が野球から離れた理由は言わない。
今の楽しい空気を壊したくないからだ。
「そんなことより、スバルはどうなんだ?」
「へへへっ。聞いて驚け。実は俺、彼女ができたんだ!」
「なにっ!?」
誇らしく語るスバルだが、とても信じられない。
「しかも、今ここにきてるぜ」
「だ、誰だ!?」
「あそこだよ」
スバルの指差す方を見ると、淡いブルーのドレスを見に纏うクラスメイトの姿が目に入る。
今まさにモナと談笑しているその人物は、クラスの陰のマドンナとして人気だった神戸 美波だったのだ。
「お、お前…………まさか…………!?」
「そう!その通りだよ」
ニカっと白い歯を見せグッドサインをするスバル。
中学時代はそれほど濃いつながりもなかった二人がどうして交際にまで発展したのか、理解することはできない。
「テメェ!何がどうなったらそうなったんだよ!?」
怒り狂うオレをスバルは宥めるように肩を叩き、耳打ちするように話す。
「実は大学がたまたま一緒になってな。そのまま意気投合して付き合うことになったんだよ」
「お前、頭よかったのか…………?」
「高校で死ぬほど勉強した」
どうやら俺の知る西宮 昴はここにはいないようだ。
こいつは別人。
スバルから勉強なんて言葉を俺は聞いたことがない。
「あれれ〜?スバルとコーキだ〜」
「……………ん?お前は……………」
スラっとした細身の姿に心当たりがなく首を傾げる。
ゆったりとしたこの口調には覚えがあるが、姿形は全くの別物で、見当もつかない。
すると、スバルは知っていたかのようにその男と話を続ける。
「コーキ、こいつが誰かわからないのか?」
「ああ。全く」
「えぇ〜?酷いなぁ。ボクだよボク、伊丹 敦也だよ〜」
「…………はぁっ!?お前、ブーちゃんか!?」
俺が驚くのも無理はない。
朗らかに笑うこの優男は中学時代、常にニコニコ笑っているところやぽっちゃり…………というよりデブというべき体型だった。
それらの特徴を踏まえ人気アニメキャラにそっくりということから『ブー』というあだ名がついていたほどだ。
それが今じゃ、すっかりスリムになりモデルと言われても信じてしまうほどのイケメンになっていた。
マスコットキャラだった人間がここまで変わることができるのかと、驚愕した瞬間である。
「アツシもすっかり痩せたよなぁ」
「えへへ〜そうかなぁ」
「"痩せた" ってより "生まれ変わった" と言った方が正しくないか?」
「高校の時に夏バテしちゃってさ〜。何も食べないでいたらすっかり今の体型に落ち着いちゃって」
「すげぇな!アツシ!」
「今はアッちゃんってみんなから呼ばれてるからそれでよろしく〜」
見た目は変わっても中身は昔のままのようだ。
俺たち3人が話していると、サングラスをかけたイカツイ黒スーツが近づいてきて、俺たちを見下ろした。
「ヨォ。会いたかったぜぇ」
2メートル近い背丈でおっさん声のこの男にもちろん見覚えはない。
流石のスバルもわからないずキョトンとしている。
「あれれ〜?誰だったかなぁ〜?」
俺たちの心の声を代弁するようにアッちゃんは男に問う。
「俺だよ俺。龍野 虎徹だよ」
「虎徹かよ!!」
サングラスをとり、キリッとした吊り目が俺たちを見る。
兄貴肌だったこの男はクラスの顔役と言えるほどの人物なのだが、数年が経った今、貫禄に磨きがかかり顎髭が似合う奴になっていた。
「デカくなったなぁ、虎徹!」
嬉しそうに話すスバル。
「おいおい、中学の時からデカかっただろ?」
「それでも20センチは伸びてるよね〜」
「まあな。それを言うなら、敦也も変わったな。誰か最初わからなかったぞ」
「えへへ〜。今のところみんなに言われてるんだ〜」
「会えて嬉しいぜ。三人とも」
虎徹は長い腕を大きく広げ肩を組む。
俺たちも久々の再会に自然と笑みが溢れる。
「そういえば、他に誰が来てるんだ?」
「俺はさっき委員長に会ったぞ?」
「僕はこの三人以外はまだかな〜」
「俺は西脇と丹波を見かけた。それと、そこの窓のそばにいるの、確か芦屋のはずだ」
「そっか。とりあえず、みんなに挨拶しに行こうぜ」
四人を連れ、まだ見ぬクラスメイトたちの元へ向かう。
序盤はキャラとの絡みをお楽しみいただけたらと。




