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プリンセスはぁと❤ラブ  作者: 桜川椿
第1章
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「愛莉亜~~最高に可愛い~~❤」と言ってホッペにキスされた。

きゃあ!!!今度は本当にキスされちゃったよ。ホッペだけどってそんな問題じゃないってば!!!


「止めて下さいよ~~!!ってか、私の何処がそんなに良いんですか?」


「は?何?愛莉亜気づいてないわけ?」


「何がですか?」


「愛莉亜は最高に良い女だよ!!」


「は?私がですか?全然わかんないんですけど」


「頭も良いし、スポーツも出来るし美人だし。俺の中で世界一の女だ。わかったか?」


世界一ってどんだけ良い女なわけ?私って・・・あははっ。って!!そんな事信じられるわけないじゃん!!!


「もう、からかわないで下さい」


「からかってなんかないけど?俺真剣(マジ)だし」


はぃ?マジで言ってるんでしょうか??


「愛莉亜、俺と付き合ってよ」


はぁ?何で私が変態(アンタ)・・・もとい、甲斐と付き合わなきゃいけないのよ?


「最高のお前と最高の俺でナイスカップルだと思わない?美男美女だし♪」


美男美女って、アンタ本気で思ってるわけ?

って言うか自分の事を美男って言うか、ふつう。

マジで理解出来ないって!!!!!


「全っ然思わない!!!」


もうマジでわけわかんない。この甲斐って男は。

私が甲斐に初めて会ったのは、忘れもしない高校の入学式の時だった。


高校の入学式の日。

私は1年生代表で、スピーチを任される事になり少し早めに学校に向かった。

そして入学式が始まり、私のスピーチの時間になった。

いよいよスピーチだ。

ヤバイめっちゃ緊張する~~~。

でも頑張んなきゃ。ファイトー私!!!!!


そしてスピーチは無事に終了した。

よかったぁ~~!トチらないで、きちんと言えた。

えらいよ私!!!!うん。

そして入学式が終わり私は帰ろうとしてた。


「ふぅ。入学式も無事に終わったし、帰ろうっと」


そう思った時、急に女の子達の叫び声が聞こえた。

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