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プリンセスはぁと❤ラブ  作者: 桜川椿
最終章
57/57

56

甲斐と結婚してから1年が経った・・・。





ふう・・・最近やけにイライラするな・・・。




「お妃様大丈夫ですか?」とユイが心配してくれた。


「ええ大丈夫よユイ・・・」




とは言ったものの・・・なんか胸がムカムカする・・・。



吐きそう・・・。




「ムカムカする・・・」


「え?胸がですか?」


「それに吐き気もするのよね・・・なにかの病気かしら?」


「お妃様・・・それは!!もしかしてお腹にお子がいるのではないですか?」





子供?


えええ~~~~子供?



そんなまさかぁ~~~。



でも・・・ちょっと待てよ・・・そう言えば月のものが来てないよね・・・たしか・・・。





「大変だ・・・すぐに医者を呼べ!!!」と甲斐が大声で言った。


「愛莉亜大丈夫か?すぐに診てもらおうな」




甲斐が優しい・・・。



こういう時は頼りになるんだよね私の旦那様(甲斐)は。




そして結果は・・・。




「おめでとうございます。ご懐妊でございます。しかも一卵性の双子の男の子ですよ」


「そうか・・・・でかした愛莉亜~~~❤」と言って甲斐に抱きしめられた。




赤ちゃん・・・本当にいるんだね・・・私のお腹に・・・。



甲斐と私の赤ちゃんが・・・。


しかも双子とか・・・もしかして私の家系って双子が生まれる家系なのかも♪




嬉しい・・・私ママになるんだ。




そして甲斐はパパに・・・。




私達いい親になれるかな?






いい親になれるように頑張るから、あなたも元気に産まれてきてね。




パパとママは心待ちにしてるよ。




「ふふっ甲斐そんなに嬉しい?」


「嬉しいに決まってるだろ。俺達の子供なんだから❤」


「ねぇ・・・どんな子に育つと思う?」


「そりゃあ俺と愛莉亜の子供だから、頭が良くて顔も良くて・・・パーフェクトな子に育つに決まってる!!!」





あちゃあーーーどうやらあなたのパパは、かなりの親バカになっちゃいそうよ。





「甲斐ってば、もう親バカ発揮してどうすんのよ」


「悪いか?嬉しくてしょうがねえんだよ俺は」


「ふふっ悪いなんて言ってないでしょ。拗ねないの。パパになるんだから。ねっパパ」


「はっそうだった俺パパになるんだった!!!」




そして甲斐は私のお腹に向かって「名前を決めたぞ愛莉亜!レイモンドにライモンドだ。レイにライ元気に産まれてくるんだぞ。パパ待ってるからな」と赤ちゃんに言った。




もう名前決めちゃったの?

レイモンドにライモンドか・・・。

うん甲斐が考えたわりには良い名前だわ♪




「パパに名前つけてもらって良かったね♪レイにライあなた達が生まれてくるのをママも待っているからね♪」




「レイとライの次は愛莉亜似の女の子がいいな❤」


「もう気が早いよ甲斐!」


「ははっ悪い。幸せな家庭・・・幸せな国にしていこうな愛莉亜♪」


「うん。世界一幸せな家庭と世界一幸せな国を作って行こうね甲斐❤」



☆END☆

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