45
それにしても遅いなぁ・・・。
待ち合わせ場所に来てから、15分が経っていた。
人を呼び出しといて遅刻するってどういう神経してるわけ?
ったくもう・・・早く来なさいよ!!!!!
「アリア姫様遅れてすみません」
マジで遅いわよ!!!
「いえ、よろしくてよ。それより私に話ってどんな話かしら?」
「はいあの・・・アリア姫様すみません・・・」
はぁ?いきなりなに謝ってるわけ?
そう思っていると目の前の彼が私に殴りかかってきた。
えええ~~~なんで私を殴ろうとしてんのよこの人!!!
ヤバイ・・・避けられないかも・・・。
そして次の瞬間、体に痛みが走った。
うっ・・・やられた・・・。
視界が暗くなってきた・・・。
私どうなっちゃうの?
そして私は暗い闇へ意識を落とした・・・。
ん?
私どうなったんだっけ?
はっそうだ!!
私殴られたんだった・・・。
で・・・意識を失くして・・・・って
ここどこ?
私は誰?って今はボケてる場合じゃ無かった・・・。
周りを見渡すと全然見覚えの無い部屋に私はいた・・・。
はい?
ここどこですか~~~誰か私に教えてよ!!!
「ふっやっと目覚めましたかアリア姫」と私のすぐ後ろから男の声がした。
誰?
振り向くと、これまたすんごい美形な男が私を見ていた。
まぁ甲斐の方が数百倍かっこいいけど♪
でも・・・見たことない顔・・・。
元の世界にも、こんな人いなかったし・・・。
とにかく私がなんでここにいるか聞かなきゃ!!
「あの、ここはどこなんでしょうか?あと、あなたは誰なの?」
「ふふっ申し遅れました。私はブラックハート王国の王子クロと申します」
クロって犬かよ!!!
っと突っ込んでる場合じゃないって私!!!
「そう・・・。私は「知っております。ピンクハート王国の姫君のアリア姫ですよね」と言葉を遮られた。
「ええ。で、ここはどこですか?」
「ここはブラックハート王国ですよ」とニッコリと笑うクロ。
やっぱり!!!
「あなたの目的はなんなの?」
「目的ですか?」
「ええ。あるんでしょう?私を連れ去ったくらいなのだから・・・」
「ふっでは教えて差し上げましょう。目的は、貴方が欲しいからです」




