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私、早瀬愛莉亜
ごくごく普通の高校2年生の私は、ある日突然異世界に飛ばされた。
私の身にこんなマンガみたいな事が起こるとは夢にも思ってなかったのにね。
でも、あなたがいたから頑張れた。
ありがとう、私を支えてくれて
守ってくれて・・・今でも大好きだよ・・・。
「愛莉亜ちゃん、おはよっ」と可愛い顔のこの子は、私の可愛い可愛い親友の田中優衣だ。
「優衣~~~おはよ!!会いたかったよ」と優衣に抱きつく私。
「もう~愛莉亜ちゃん恥ずかしいよ」と顔を真っ赤にして言う優衣。
可愛いすぎる優衣がいけないんだよ~!!
本当に優衣は可愛いんだ。
学年1?イヤ、学校1に可愛いと思う。
私が男だったら、優衣を彼女にしたいくらいだもん。
あははっ。こう思っちゃう私ってちょっと(ちょっとか?)ヤバイかも。
「おい、愛莉亜毎朝毎朝同じ事すんなよな!!優衣ちゃんが困ってるだろうが」
と言うコイツは誰かと言うと私のクラスメイトの古川雅也だ。
雅也は高校に来て知り合ったヤツで、第一印象から最悪なヤツだった。
しかも私と優衣との態度が、これかって思うほどに違う!!
つうか基本私以外の女の子の前では、優しい男を演じている。いっそ、俳優にでもなれば?って感じの名演技っぷりなんだ。
何で私だけには、嫌味を言うんだか。わけわかんないヤツだ!!しかも顔だけはかっこいいから、これまた納得いかない。
「うるさいわね雅也。アンタに言われる筋合いないんですけど?しかも、優衣だって嫌がってないし。ねっ優衣!!!」
「うっ、うん」と優衣が曖昧に答えた。
「ほら見ろ、やっぱ優衣ちゃん嫌がってたじゃん」
ムゥゥ~~~!!!こいつムカつく!!!!!
優衣の曖昧な答えに、少し(ホントに少しか?)ショックを受ける私だった。