表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
不老不死の女性に恋をした。  作者: 子桜優華
1/9

何気ない日常のはずだった

 俺は赤坂智樹、20歳。

大学生で、コンビニでバイトをしながらなんとか暮らしている。

なにもない。ただただ大学とバイト先を行き来しているだけのつまらない生活だ。

ただ、そのつまらない日常は、あの日を持って終了する・・・


 ―2020年12月24日―


 「ふう、今日もやっと一日が終わった」

働きなれたバイト先で、ふとつぶやいた。

「智樹先輩!お疲れ様です。今日は一段と寒かったですけど、やたらとお客さん多かったですね」

そう話しかけてきたのは、同じコンビニで働いている女子高生の牧野だ。

「牧野さんもお疲れ様、あしたはクリスマスだけど、どこかに遊びに行ったりするの?」

そう話しかけると、牧野は目を輝かせた。

「明日は、付き合っている彼氏とクリスマスデートに行くんですよ!駅前のイルミネーション、

去年よりずっと豪華になってるって聞いて!楽しみです!」

「へえ、それは羨ましいな、楽しんできて」

彼女なんてできたこと無い悔しさをグッと我慢し、牧野の明日のデートプランについて話していると、

外は急に曇りはじめ、雨が降ってきた。

「最悪、私傘持ってきてないんですよ」

そうつぶやいた牧野に、バッグに入っていた折り畳み傘を渡した。

「これ、使ってよ。風邪ひいて明日行けませんでした。とかなったら困るし」

「え、いいんですか!ありがとうございます」

牧野は智樹から傘を受け取り、お疲れ様でしたと声をかけ、コンビニを後にした。

(俺もそろそろ帰るか)

外が雨のせいか、帰るのも億劫な気持ちになっていた。

智樹が外に出ると、また一層雨が強くなり、雷までなり始めた。

牧野に傘を貸したせいで、智樹は濡れて帰ることを強いられた。

智樹は着ていたパーカーのフードをかぶり、ゆっくりと歩き始め、帰路についた。

明日はクリスマス当日、予定が埋まっている後輩牧野に対し、すこし嫉妬感を覚えながら、

自分にも相手がいたらどんな一日になったか。なんてことを考えながら歩いた。

その瞬間、雷が近くに落ちた。

「だいぶ近いんだな。びっくりした。」


 すると次の瞬間、目の前に雷が落ち・・・

「うわああああ!」



はじめまして。子桜優華こざくら ゆうかと申します!

今回、初めて小説家になろうに投稿させていただきました。

趣味程度にやろうと思ってますので、気軽に見て頂けたら幸いです。


これからも少しずつではありますが、投稿していこうと思いますので

どうかよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ