表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

クリスタル・ナノマシン

作者:ほむほむ
時は機歴。

鉄屑と呼ぶにふさわしいゴミが大量にある場所で、1人の少女が空を見上げていた。
「ga……人間を発見……削除します」
赤い目を不気味に輝かせながら近づく機人に気が付かずに
「どんなに世界が汚れていても、星空は綺麗」
星空を見て少女は呟く。
「範囲……実行」
少女の後ろには攻撃態勢に入った機人が右手を振り下ろしていた。その右手はまるで刀のようだ。
「えっ……?」
妙な音がしたと思い振り返った少女が視たのは、自分に対して何かを振るう機人の姿だった。

少女は斬られる。
左肩と左腕が離れてしまうほどに深く。
「……不思議。以外と痛くない……短い人生だったな……」
とめどなく溢れる血が、少女の雪のように白い肌と髪を深紅に染めていく。
「存命を確認……人間……削除」
少女が最後に視たのは自分の頭に向かって刀を振り下ろす機人の姿だった。

※ノベルアップ+様にても掲載しております。
ノベルバ様
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ