第八十七プラン 血の宴INドワーフの洞窟その五
*前回のあらすじ*
目を覚ましたクモはブラッドを追う。
***
地下に初めて入るが魔道具によって照らされた地下。地下五階までは異変は無かったが、五階には血の後が沢山あった。
ドワーフがナイフに刺され死んでいたのだ。
即死だ。喉にナイフが突き刺さっている。
「これは酷い……けどこの先にいるな」
「だな」
俺達はパーティーメンバーとドワーフの兵士さんが二人での合計七人で捜索している。
他の人達は護衛やその他の捜索をしている。
ここが一番怪しい地下五階。
アイツらが居てもおかしくない。
俺達は奥に進む。
「この奥には何があるんですか?」
「奥にはドラゴンが封じられていると聞いている」
「ドラゴン?」
「大昔ですがドラゴンがここで暴れて、それを封じたらしいですよ」
「なるほどね。けどドラゴンか…確認してみるか。そこに居るかもしれない」
ドラゴンが封じられている所に向かう。
***
結構進み、封じられている所が見えてきた。
大きな檻が見える。でけぇな。
人間がちっぽけに見える。
しかし大きな檻の所に何人かの人影があった。
赤い修道服を来た集団だ。
「やっホー、クモ!」
「!?てめぇはブラッド!」
ブラッドがそこには居た。
「あいつがブラッドか」
「兵士さん、報告しに行ってください。地下五階にブラッドが居ると」
「はっ!分かりました!」
兵士二人は駆け出していく。そして皆が戦闘態勢に入る。
「クモ!耳が聞こえるようになったんだね!治したの?」
「あぁ、治して聞こえるようにしたよ。耳が無いと不便だからな。しかしてめぇの声が聞こえるのが不満点だな」
「そウ?私が聞こえなくしてあげようカ?」
口を開いてそう言う。
「大丈夫だよ、ブラッド」
手には雷雲を纏い、戦闘態勢に入る。
「なんデ?」
「俺がお前の声を消すからだよ!!!」
「巨大な雷雲の拳」でブラッドに殴りかかるが、ブラッドの咆哮で破裂する。
拳はブラッドに届かなかった。
「チッ!」
「聞きませんヨ、クモ。では第三ラウンド開始ですネ!!!」
ブラッドは声高らかに宣言した。
「では私の声が聞きたくないようなので聞こえなくしてあげましょウ」
「雷雲の籠!!!」
大きな籠でみんなを守る。
「ーーーーーーーーー!!!!!!!!!」
間一髪で咆哮に間に合い、何とかなった。
「ほゥ……やりますネェ」
「だからてめぇの声は聞きたくねぇんだよ、ブラッド」
ブラッドとの戦闘開始。




