第八十プラン ドワーフの洞窟その二
〜祝80話〜
ここまで読んでくれた方、ありがとうございます!!!
これからもよろしくお願いします!!!
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追記:ドワーフの洞窟の明かりを書き忘れていたので入れました。忘れが無いように気を付けていきたいです。
*前回のあらすじ*
ドワーフの洞窟に来たぞ!!!
***
ドワーフの洞窟は地上五階、地下五階に別れていて合計十階になっている。
地上一から三階までは人が住んでおり、四、五階は鍛冶場になっている。
地下は採掘場で様々な人達が掘っているらしい。
階を移動するには洞窟内での西、南、東にある階段を使って移動する。
そしてドワーフの洞窟の明かりは魔石を使った魔道具で明かりが付くらしい。
ほかの所にも欲しいな。けどドワーフの洞窟の技術らしく、ほかの所では金持ちの所しか無いらしい。
使うにも魔石が必要だしな。
「ドワーフの洞窟ねぇ……お酒が美味しいね!!!」
酒場で情報を集めていると
レルが酔いつぶれた。みんなが酒飲んでいて俺以外はもうダメだ。
「お前ら、帰るぞ」
「う〜ん、もう飲めない〜」
「世界が回るんだゾ〜」
「うぅん、眠い〜」
「もっと酒持ってこい〜!!!」
酔っ払い達はほっといてさっさと店から出よう。
「おっちゃん。お金、ここに置いとくね」
「おう、また来いよ」
「うん!」
雲を出し、レル達を運ぶ。
酒場を出て宿に向かう。ここは地上三階だ。ドワーフの洞窟は上の階に行けば行くほど建物が安くなる。
つまり三階の宿屋ってことは一番相場が安いところだよ。
宿にレル達を置いて、少し歩くとフグサが見えた。
「こんにちは、クモ」
「よぉ、フグサ。それで武器は作ってもらえそうか?」
「えぇ、素材を地下で取ってきてくれれば作ってもらえるそうです。折角なので職人さんを紹介しましょうか?」
「いいのか?」
「今から職人さんの所に行くのでついでですよ」
職人さんの所に向かった。
***
地上四階は鍛冶場になっている。鍛冶場は腕が人は五階にいるらしいので四階の職人さんは最高レベルでは無いとのこと。しかしそれでも鍛冶のレベルは他のところに比べると高いらしい。
地上四階の端っこ。鍛冶作業をしているのか空気が熱い。
カンカンと金属が叩かれる音が響く。
カンカンと金属を叩いていたのはドワーフだった。
ドワーフは手足が少し短く、ずんぐりむっくりな体型をしていて、褐色肌をしている。
「こんにちは〜、どうですか?」
「よう、フグサか……明日ぐらいにはできそうだぜ」
金属を打ちながら喋る。器用だな。
「そうですか、それは良かったです」
「それで、横にいる男は誰だ?」
「彼は冒険者のクモさんです。ここに来る途中に会ったので職人さんに会ってはと」
「よろしくお願いします」
「こちらこそな、よろしく。俺はこれを片ずけるから少し待ってくれ」
部屋の中をカンカンと叩かれる金属が響く。
***
「はぁ……疲れた。改めて、俺の名前はガイム。鍛冶師だ、よろしく」
「俺の名前は天乃雲。よろしく」
握手を交わす。ガイムの手はとてもガッチリしていて、石を握ってるかと思った。
「なんか依頼したかったら言ってくれよ、作るからさ。もちろん金はいるがな」
「はい、その時はよろしくお願いします」
「うん、何も無いのか?」
「多分ですが……はい、自分は魔力で戦うので、あまり武器は使わないし、お金は無いし」
お金があれば短剣でも作ってもらいたかったが、無いんだよなぁ。
「そうか、それで何をしにここに?」
「俺は馬車の護衛の依頼でここに。最終目的地は"和の国"です」
「"和の国"かぁ、あそこも鍛冶が盛んだと聞いたことがあるなぁ。ここにはあと何日いる気だ?」
「確か、後二日か、三日かな」
「そうか、まぁ楽しんで行けよ。これから飲もうぜぇクモ!!!」
「やだよぉ!!!酔っ払いの世話は嫌なんだよぉ!!!」
ドワーフは酒が好きと聞いた事あるけどここまでかよ!!!
「クモ、一緒に飲もうぜ!!!」
「お前もかよ、フグサァ!!!」
酔っ払いに捕まる前、俺は逃走を測った。
***
現在、地下三階
修道服を着た女は地下に向かって歩を進める。
その女性の修道服は赤く染まっており、ものすごく目立つ。
目立つ彼女は周りから視線が降り注ぐ。
「はァ……周りの目がウザイですネェ。殺しますかネェ」
獲物を取ろうとした時、後ろにいる部下に止められた。
「そうですネェ。焦ってましタァ。すいませン、進みましょウゥ」
彼女は歩く、地下に向かって。




