第七十五プラン 対決サイクロプス
*前回のあらすじ*
サイクロプスがやって来た。
***
街の外にはサイクロプスが五体ほどいるらしい。
まずサイクロプスを切り離して、それぞれ何人かで一体を相手にして撃破して行く作戦らしい。
「作戦は以上です。質問のある方はいますか?……
居ないようですね。ではサイクロプス討伐作戦開始します」
俺達はサイクロプス討伐作戦を決行する。
***
ズシンズシンと地面が悲鳴をあげる。サイクロプスは青い体にひとつの目でその体は十メートルを超える大きさだ。
手には岩を削って作った棍棒を持っている。
「あれと戦うのか……楽しみだね!!!クモ!!!」
「なんでお前が居るんだよフグサ」
目の前ではサイクロプスとの戦いが楽しみなのかウキウキしているフグサがいる。
「なんでって舐めないでよ、あたしの力、魔力「進撃」の能力で直ぐに体力は回復するんだよ」
そうなんだ、魔力持っていたんだ。
「それより準備しなさいよ、二人とも。私達六人でサイクロプス一体相手にするんだから」
そう、俺達のランクはD。そのため五人で一体相手にしてくれと言われた。
「そうだな。しっかりと準備するか」
遠くにいるサイクロプスを見つめながら準備を始める。
***
ズシンズシンと足音が聞こえる。
街の前の平原に大きな影が五つ、サイクロプスだ。
サイクロプスは街に向かって歩いている。
それをそれぞれ分裂させる。
右、左、右奥、左奥、前と別れされてそれぞれの位置にいる冒険者が撃破していく。
ズシンズシンと足音が大きくなってきた。
戦いは近い。
「サイクロプスをおびき寄せた。あとは頼んだぞ!!!」
「任せてしっかり休んでください!!!」
「ありがとう、無理すんなよ」
「行くぞ!!!」
「 「 「おう!!!」 」 」
サイクロプスとの戦いが始まる。




