第七十プラン 馬車の中で
*前回のあらすじ*
依頼達成!!!次の村ワレハト村に向かう。
***
クモが寝てからしばらく、馬車の中。
中にいるのはクモ、レル、エレン、リバー、トウカと御者さん。
「う〜ん、髪が邪魔なんだゾ。切るかな〜」
「えー、勿体ないよ。縛れば?」
「縛る物がないんだゾ」
「そうだね……私の糸で作ってあげるよ。少し待って」
レルは手を合わせ、少しすると、編まれた糸……紐が出来た。
「はい、縛ってあげるね」
「うん、ありがとうなんだゾ」
レルはトウカの髪を持ち、縛る。
「はい、出来たよ」
「ありがとうなんだゾ」
トウカの髪の毛はポニーテールよりも少し低い位置に縛られてまとめられた。
「尻尾なんだゾ」
「くすぐったいよ、トウカ」
尻尾、尻尾と言ってトウカは髪を振るう。
それはレルの鼻先、身体を上手くくすぐる。
クモを膝の上に乗せながら、トウカとキャッキャッするレル。
それと違い、対象的な二人がいた。
「エレン、暇だな」
「そうだな、リバー」
エレンとリバーはトウカ、レルの女子組とは違い、周りの景色を見ながらダラダラしていた。
「……何する?」
「……そうだな、昔クモに「反転」使ったことあったよな?」
「あったな、そんなこと」
「それ、俺にもやって見てくれ」
「…………分かった、暇だしな。「反転」
エレンが光に包み込まれ、エレンの姿が変わる。
「何!?」
「どうしたんだゾ!?」
その光を見て、驚く二人。
しばらくして光が収まると、美女が居た。
長髪の金髪に青く輝く瞳。スラリとしたボディラインなのに出るところは出ている。
そう、ボッキュボンといった体型だ。
「お、成功したな。こんな見た目で、怪力とか怖いな」
「うるせぇ!!!人は見た目に寄らないんだよ!?」
エレンの声は高くなって女の子になっていた。
「お……お……おっ……」
「どうした?レル?」
「おっぱいが!!!!!デカい!!!!!!!」
レルは高速でエレンに近づき、エレンの胸を掴む。
クモはいつの間に出したのか、糸で拘束されて、椅子から落ちていなかった。スヤスヤと寝ていた。
「ちょっと!!!痛い!?痛いからレル〜〜〜〜〜!!!」
「千切れてしまえーーーーー!!!!!!」
「落ち着いてレル!!!!!!」
「落ち着いて居られないねぇ!!!!!!なんでぇ!!!
男の方がデカいんだよ!!!!!!なんでだよぉ!!!!!!」
「うるせぇ!!!!!!!!!
静かにしてろぉ!!!!!!!!!」
あまりの声に、クモが起きた。
その後、全員クモに説教された。




