第六十六プラン ゴリン討伐依頼その三
*前回のあらすじ*
トウカ、リバーは他の者を探してます。
***
「強打」
ゴリンはエレンの一撃に耐えきれずに、命を失っていく。
数は減り、両手で数え切れるぐらいになった。
「はぁ……はぁ……「強打」!!!はぁ……」
どれぐらい経ったか、何とか全員を倒せたが、一体追加で来た。
他の奴らよりも大きく、黒黒しいゴリン。
「ウジィィイ!!!!!」
全力疾走か、一気に距離を詰めてきた。
ゴリンは足を思い切り踏み込む。
一歩、全体重を預けているのか音が違った。
足の力は腰に伝わり、腰を捻り、肩へと伝わり、
肩から腕へ、腕から拳へと、力は移動して強い一撃を放てる。
ゴリンの体中の力を使った拳が飛んでくる。
「ウジィィィィィイ!!!!!」
ゴリンの拳を顔をずらして躱し、そこからクロスカウンターをする。
「「強打」!!!」
見事にゴリンの顔面にヒットし、ゴリンを殴り飛ばした。
飛んだゴリンはまだ立ち上がる。
「ウジィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!」
ゴリンは声を上げながら突っ込んでくる。
が、さっきの一撃が効いたのか、ふらついている。
「もう力が残ってないか、「強打」」
ふらつくゴリンの喉に、拳をぶち当て、そのまま命の炎が消えた。
「みんなは無事かな?」
エレンは皆を探し始めた。
***
「…………ゴリンが来ない」
レルは地面に座っていた。
体操座りで、拗ねているようにも見える。
「ゴリンは腰抜けなのかな?」
レルの周りには糸が張り巡らされている。
ここは森で木は沢山ある。
それに糸が張り巡らされているのだ。
それにビビり、ゴリンは逃げた。
…………ゴリンの気持ちを考えて欲しい。
細い女に向かって行った仲間が途中で体が切れている光景を……。
しかしレルはゴリンに襲われないように、糸を回収しないで居続けた。
「誰か来てよ〜〜〜!!!」
声は森に木霊した。
***
「なんかボスみたいなのがいるな」
周りには魔物の死体だらけで、
現代日本人が見たら発狂ロールだな。
いや、現代以外も発狂ロールかな?
そんなことを考えていると、一体のゴリンが歩いてきた。
他のよりも自信満々な気がする。
ゴリンを見ていると、指で挑発してきた。
「いいぜ、乗ってやる」
ゴリンとの戦いが始まった。




