第六十三プラン キンノ村
*前回のあらすじ*
依頼達成
***
ガラガラと馬車が音を立てながら進む。
アグラ村からはもう出発しており、キンノ村に向かっている。
そして俺はレルの膝の上!!!
「クモはまだ気持ち悪いの?」
「うん…………………………まだね」
「妙にタメが長くなかった?」
「気の所為」
「そう」
馬車が森に入り、
馬車の中でくつろいでいると、急に騒がしくなった。
「気をつけろ、襲撃されているぞ!!!」
「魔物か!?人か!?」
「魔物だ!!!気をつけろ、数が多い!!!」
魔物を見ようと外を見ると、筋骨隆々で黒色の皮膚。
で人のようにな体をしている。顔は無表情で不気味だ。
数は20とかそこらだ。
多いな。
「全速力で駆け抜ける!!!振り落とされるなよ!!!」
馬車は速度を上げる。
こちらを見てないやつに狙いを合わせる。
「馬車に来るんじゃねぇよ!!!「雲の拳」」
窓から手を出し拳を放つが、避けられる。
「うそ、避けた」
「ウジィィイ!!!」
「うおっ!!!危ねぇ!!!」
高速で蹴りを繰り出してきた。しかも走ってる馬車に。
馬車の窓枠は壊れ、見え見えになってしまった。
「やばいな、「雲の壁」」
馬車の空いた穴を防ぎ、侵入を防ぐ。
馬車を壊させる訳には行かない。
村が見えた。
「このまま村に向かう!!!気合を入れろ!!!」
馬車はそのまま村に突っ込んだ。
魔物は村が見えると、どこかに行ってしまった。
「なんだったんだ、あの魔物は」
「さぁ?」
黒色の皮膚を持った筋骨隆々の魔物。人型で速く、数が多い。厄介だな。
とりあえず、休憩は出来そうだ。
***
「ゴリン?それがあの魔物の名前?」
「そうらしい。昔からこの村付近にいる魔物だそうだ。しかし……」
「しかし?」
「何故か筋骨隆々になって大量発生してしまい、手が付けれない状態だそうだ。依頼としてあの魔物を、ゴリンを倒して欲しいそうだ。どうだ?クモ。受けるか?」
俺達はキンノ村のギルドにいる。
あの後、コード達と一緒に村の人達に聞き、ギルドで話を聞くことになった。
それによると昔はあんな姿ではなく、小さく、見た目がキモイだけだったが、今では筋骨隆々のキモさが増して、さらに凶暴性も上がったと最悪らしい。
理由は恐らく森にあるプロテンという木の実のせいだという。プロテンは筋肉が成長しやすいらしく、それを長年取っていたためなったのだとか。
怖い。
「それで依頼ねぇ。どうしようか?」
皆の顔を見る。
「受けるんだゾ!クモ。あんなのは殺して絶滅させてやるんだゾ」
トウカはやる気らしい。
「俺もだ。修行に良さそうだ!!!」
エレンもやる気らしい、
「確かに修行にはいいかもしれません」
リバーもやる気だ。
「私もやりますよ!!!」
レルもやる気だ。
「依頼は受けます。何体討伐すればいいですか?」
「何体でも。討伐数によって報酬が変わります。
一体につき、5000マリモでどうでしょう?」
「安くね?一万マリモ」
「8000マリモ」
「7500マリモ」
「 「7000マリモ」 」
「よし、それで行こう」
また依頼を受けることにした。




