第五十九プラン ディスコード屋敷その九
*前回のあらすじ*
男を撃破、屋敷探索だぁ!!!
***
〜執務室〜
男は机に突っ伏していた。
嘘だ嘘だ嘘だ!!!
こんなことになるなんて!!!
昨日、珍しい刀を持つ少女がいると聞き、貰おうと交渉したが、突っぱねられ、奪おうとしたら反撃されたが刀は何とか手に入れた。
しかし今日、屋敷が襲撃された。
音がした所に冒険者ランクBのオアシスが向かったが倒された。
その後にランクAのガッセルとランクCのチクラが向かったが、倒されたようだ。
しかも襲撃者は昨日刀を取られた連中だそうだ。
なんで奴らがこの屋敷を知っているんだ!?!?
絶対に誰かが伝えたはずだ!!!
俺達の仲間の中に裏切り者が居る!!!
そんな中コンコンとノックの音が響く。
「誰だ!!!」
「コードです。ディスコード会長」
「コードか、入れ」
「失礼します」
コードが入ると一緒にコードの護衛達が入る。そして護衛達がこちらに剣を向けてくる。
「なんの……真似だ……コード」
「何って分かりませんか?今回の騒動は私が原因ですよ、ディスコード会長。
あなたにはここを去ってもらい、私がこの商会を継ぎますので、安心してください」
「何が安心できるか!!!ふざけ……やめろ!!!離せ!!!」
ディスコードはコードの護衛達に連れ去られた。
それと同時にコードは部下達に指示を出す。
「クモ達をここに呼んでこい。倒した冒険者を連れてな」
「はっ!!!」
部下はそのまま部屋を後にした。
「これで完了だな。これから忙しくなるな」
コードはこれから起きることを想像して苦笑した。
***
俺達は男とチャラ男とオアシスを連れて執務室に来た。
三人とも気絶している。
ちなみに男の名前はガッセル。チャラ男はチクラと言うらしい。
まだエレンは寝ている。
「ここが執務室か。入るぞ」
ガチャとドアを開けるとコードが椅子に座っていた。
「ご苦労様です、クモさん」
「あぁ、ご苦労したよ。依頼はこれで達成でいいか?」
「はい、完了です。では家までは私達が送りますので、馬車で送るので、乗ってください。私はまだやる事があるので同行できませんが」
「そうか、それでトウカはどうする?家に来るか?」
トウカは依頼の事でコードの商会の護衛をすることになっている。そのためここに残ってもいい気がするが。
「そうするんだゾ。明日クモ達の家でコードと話すんだゾ」
「そうか、そういう事だコード。それでいいか?」
「はい、明日家に行きますので、よろしくお願いします」
「あぁ、少しは準備するよ。じゃあ疲れたのでこの辺で」
「はい、しっかり休んでください。お金は明日に」
「そう言えば忘れてたな。明日持ってきてくれ」
俺達は執務室を出て、屋敷を出て馬車に乗り込んだ。
「では行きますよ」
「はい」
馬車はゴトゴトと進む。
しばらくすると疲れからか揺れながら眠りに落ちた。




