第五十三プラン ディスコード屋敷その三
*前回のあらすじ*
オアシスとの戦闘開始
***
「オラオラ!!!切り刻まれろよ!!!」
デカい剣をブンブンぶん回している。あれだけのデカい剣を自在に振り回せるだなんてスゲー筋肉してんな。
剣を躱しながら距離を取る。
「クソッ!!!ちょろちょろ避けるんじゃねぇ!!!」
「うるせぇ、バァーカ!!!「加速する雲の拳」」
加速させた拳でオアシスに殴るが、あっさりと躱される。
「いいパンチだなぁ!!!」
「うるせぇ!!!」
そう言いながらも剣は振るわれる。それを避けるが攻撃出来てない。
時間がかかれば敵を呼び寄せるだけだ。どうする?
増援が来る前に何とかしないといけない。
一撃の威力ならエレンだよな。
「エレン!!!ちょっと耳かせ!!!」
「なんだ?」
「なんだ?作戦タイムか?させるかよ!!!」
剣が振るわれ、回避に入る。何とか避けたが髪の毛が少し切られた。
ヤバイ、少しでも余力を残せない。
回避に集中しないと避けれない。
何とかしないと作戦も話せない。
「「雲」!!!」
体から雲を放ち、視界を奪う。
「!!!」
「!!!」
「エレンこっちだ!!!」
「行かせるかよ!!!」
俺の声が聞こえた所に剣を振るうが、何もいなかった。
「クソガキが……どっかに行って作戦会議か……しかししばらくもしない内に出てくるだろうな」
そう言いながら手で雲を払う。
そうすると居ないはずの黒髪と金髪が見えた。自分の真正面の近距離。しゃがんでいるが直ぐに立ち上がりそうだ。
それに対してこちらは無防備。
そんな考え事吹っ飛ばすかのように声が聞こえた。
「「強打」!!!」
エレンは踏み込み、拳をオアシスのみぞおち、目がけて放つ。
「ブッウハァ!!!!!」
放たれた拳はみぞおちを穿ち、オアシスを地に沈めた。
「作戦成功」
「あぁ、どうなるかと思ったけどな」
クモ達は、「雲」を出してからエレンの手を掴んで引っ張り、エレンも引かれるように進んだ。
最初の一撃を回避してからは気配を隠して目の前にいた。
そしてぶち込んだ。それだけである。
ぶっちゃけ博打だった。
オアシスが雲を払うとき前を切っていたらそのまま死んでた。
「とりあえず、オアシスが気絶してるか確認してから行くぞ。……その前に「雲の牢獄」っとよし……気絶してるな。行くぞ」
オアシスの体に雲を纏わせて身動きが出来ないようにした。これで動けないだろう。一応
剣もどっかに埋めておくか?。いや、時間が無い。遠いところに置いとこう。
それから剣も置き終わり、屋敷に入る。
「行くぞ」
「おう」
俺達は屋敷に入った。




