第四十四プラン 刀加《とうか》
*前回のあらすじ*
エレンが少女を連れてきた。
***
少女は目を覚ました。知らない天井だ。
周りを見ると、自身の刀が近くに置いてあり、体はベットの上に寝転がっていた。
体には包帯が巻かれており、治療の後があった。
「ここは………一体………どこなんゾ?」
刀を掴み、装備する。そのまま、足音を消しつつ、進む。
そしたら、夜刀が目を覚ました。
『ここは?おい、刀加大丈夫か!?』
「大丈夫だよ、夜刀。心配性なんだゾ」
「そうか、無事ならそれでいい……」
刀加は周りを見ながら、進む。
周りには生活の後がある。
他には誰も居ないのだろうか?私は確か……商人に襲われて……戦って……地面に倒れて……ここにいた。
ここはヤツラの拠点か?それとも別の所か?
周りを見ながら、歩いていると、人と出会った。
身長が低く、白い髪の毛をしていて、紅い瞳をした人だ。
刀を構え、直ぐに抜刀出来るようにする。敵かも知れない。直ぐにでも攻撃出来るように……
「あ、起きたんだね。傷は大丈夫?」
そんな言葉で、当たり前のように、子どもを心配するように、声を掛けてきた。
この人は一体なんなんだ?なんで心配するんだ?
「あなたは一体……なんなんですか?」
「私?私はレル。冒険者よ。パーティーメンバーが道で倒れていたあなたを拾ってきたの。
それを治療して、あなたが起きるのを待っていたのよ」
「じゃあここは?」
「パーティーの家よ」
「そうですか」
商人達なら既に夜刀を奪っているはず。彼らの目的は夜刀のはず。なのに、今あるってのは……多分この人達は何も知らないのね。私は刀から手を話した。
「そう言えば、君の名前は?」
「私の名前は……私の名前は刀加だゾ」
「トウカか、いい名前だね。ここから先に、仲間がいるの。そこでなんで倒れていたのか話してくれる?」
「……うん」
私はレルの後について行く。




