第四十一プラン 魔物進行《モンスターパレード》VS滅殺の剣その二
*前回のあらすじ*
デウス・エクスが来た。
***
冒険者ギルドに、デウス・エクスが来ていた。何故ここに?
「エクスはなんでここに?」
「なんでって、仕事だよ、仕事。王の命令で魔物進行を止めるのに入ることになったんだ」
王様がか。まあ、王都に居るだろうから、守って欲しいのかな?
「なるほど、分かった。つまりお前も依頼を受けに来たってことだな?」
「まぁ、そうだね。よろしく、クモ」
「あぁ、よろしくエクス」
俺とエクスは握手を交わす。
俺とエクスが握手をすると、冒険者ギルドが騒がしくなった。
「なんで騒がしいんだ?」
「さぁ?なんでだろうね。では僕はこれで。依頼の打ち合わせの時間にまた来ます」
そう言ってエクスはギルドから出ていった。
***
王都西門の前、その奥から大きな音が近づいてくる。
魔物進行だ。
あらゆる魔物が一直線に進んでくる。魔物が一直線に来るのは人を追ってそれが大量に来る場合、人が何らかの方法で魔物を操り、引き起こす。
そのため魔物進行は侵略行為と言われることもある。
しかし現在、何が原因で魔物進行が起こっているのかは分からない。
とりあえずは魔物に対処しなければならない。王都には守るべき者達がいるのだから。
魔物進行を止めれなければ、失敗したら自分達はどころが街が魔物にあふれかいり人は淘汰される。
そんな事にはさせないと冒険者達は腕を上げ、決意を叫ぶ。
魔物達の足音が大きくなってくる。魔物が近づいてくるのが肌でわかる。
冒険者達は門の前に半円状に並んでいる。そろそろ魔物が見えてくる頃だ。
「これより、魔物進行を止める!!!数は約千五百!!!まず先手に、"滅殺の剣"団長デウス・エクスに攻撃してもらってから、魔法で長距離から攻撃した後、各自接近戦で仕留めろ!!!いいな!!!」
エクスは遠距離攻撃でも出来るのか?て言うか千五百ゥゥ!!!多いよ!!!
「では、行きます」
エクスは前に、歩を進める。五歩大股で進んだエクスは足を開き、抜刀。
抜かれた剣は透明な剣だった。光を反射して、キラキラしている。
「なんだあの剣」
「あの剣は聖剣と呼ばれる剣、マキナ。マナ鉱石だけで作られた剣だ」
俺の疑問に横にいるおじさんが答えてくれた。マナ鉱石だけで作られた剣。
剣を見つめていると、だんだんとマナが集まっていく、集まったマナは剣に集中して行く。マナが集中した剣は黒く、黒く染まっていく。マナが動きを止めると、剣は真っ黒になった。真っ黒になった剣は黒くなりすぎて穴が空いているように見えた。
黒に染った剣を天に振り上げる。エクスは剣を振り下ろすと同時に呟く。
「神撃」
エクスが構えている間に、魔物が見えたが、刹那、
全員の魔物が潰れた。
そう潰れたのだ。魔物が、見える限り、全員が潰れた。
たった一振、されど一振。その一撃は1500の魔物を潰し、命を奪ったのだ。
彼の一振で、魔物進行は終わったのだった。




