第四十プラン 魔物進行《モンスターパレード》VS滅殺の剣
〜祝四十話〜
*前回のあらすじ*
宴したよ、楽しかったお。
***
二日酔いを何とか乗り切り、冒険者ギルドに来た。
日本だと六月ぐらいだろうか?
ギルドに来たは良いものの時間がかかり、もうお昼だ。まともな依頼は残ってないだろう。
そんな中、ギルドに放送が入った。
「緊急依頼です!!!王都に向かって魔物進行が行われている模様!!!
この依頼を受けれるのはランクD以上の人のみです!!!
報酬は五万マリモです!!!繰り返します!!!
緊急依頼です!!!王都に向かって魔物進行が行われている模様!!!
この依頼を受けれるのはランクD以上の人のみです!!!報酬は五万マリモです!!!」
放送を聞いた冒険者達は準備を始めている。
「これはなんだ?リバー」
王都の冒険者のリバーに聞くと、答えた。
「これは王都に魔物進行、つまり魔物が王都に大量に来ているんだよ。だからそれを倒すためにギルドが依頼として出すんだ。報酬は参加した者が全員に与えられる」
ほう、それは参加する人は多いだろう。なんせ自分達の場所が奪われかねないんだ。そして報酬は美味しい。是非とも参加したい。
「リバー受けようぜ、この依頼」
「そうだね、宴会してお金も使ったしね」
「そうね」
「だな」
「お前らみたいな雑魚が依頼を受けるのか?」
俺達が依頼を受けるのを決めた所で声をかけられた。
声の主を見ると、ちょび髭を生やしたオッサンがいた。腰に剣を指している、冒険者だ。
「なんだってオッサン?オッサンの声が汚くて聞こえなかったんだ、もう一回言ってくれないか?ん?」
「ちょっと、クモ」
レルが止めようとするが、俺は止めない。
オッサンに挑発されたのだ、仕返しをするだろう?
安い挑発に乗ったオッサンは切れた。いとも容易くに、
「なんだと、糞ガキ……自分の行いを後悔するんだな!!!」
オッサンは腰にある、剣を抜き、振るう。振るわれた剣は俺の頭に目掛けて振るわれたが、そこまで速くなかった。
オッサンはガードもされずに、笑みを浮かべている。
その顔を隠すように、雲を体から出す。
出された雲はオッサンの顔、手を、剣を包み込み、無力化する。
顔に雲が引っ付き、オッサンは雲を取ろうと藻掻く。
少しすると雲は取れた。
「クソが、舐めた真似をしやがってよ!!!ぶっ殺してやる!!!」
「ぶっ殺す?さっきやられてた奴が何言ってるんだ?お前の方が俺より雑魚がないか。……さて、行くか」
俺達はオッサンに背を向け、依頼を受けようとすると……
「舐めやがって!!!ぶっ殺す!!!」
オッサンは後ろから、剣を構え、突っ込んでくる。
「だと思ったよ、「加速する雲の拳」」
振り向くと同時に、拳を振るう。振るわれた拳は剣よりも早く、敵に着いた。
そのまま殴り飛ばす。飛ばされたオッサンはギルドの机や椅子を飛ばし、倒れ、気絶した。そのまま依頼を受けるために進もうとすると出入口が騒がしくなった。
そちらを見ると見たこのとある男がいた。
「なんか騒がしいと思ったら君か」
「お前は……」
赤い髪の毛、黄金の瞳、白い服の背中には滅の文字、
"滅殺の剣"団長、デウス・エクスがいた。
「久しぶりだね、クモ、レル、エレン」




