第三十九プラン 宴
*前回のあらすじ*
幽霊退治、完了。
***
ギルド、一階受付。ゴースト退治の依頼完了を伝えて、冒険者カードを受け付けさんに渡して、返された時、こう言われた。
「クモさんとレルさんはランクアップ出来ますけどしますか?」
え? ランクアップ?
「マジですか?早くないですか?」
「それが、ポイントの大半が一年依頼なんです」
「一年依頼?」
「……まさか一年間の修行の奴かな?」
一年間修行した事で、それがポイントとして貯まってたのか!?それでこんなに早くランクアップと……。
「分かりました。ランクアップお願いします」
「お願いします」
「はい、では冒険者カードをこちらに」
こうして俺達はランクアップした。
パーティーメンバーのランク
天乃雲《あまのくも ランクD
レル ランクD
エレン ランクD
リバー ランクD
***
リバーの家、今日はいつもと違い、騒がしかった。
「クモ、レルのランクアップを祝って〜〜〜〜〜乾杯!!!」
「 「 「乾杯!!!」 」 」
ジョッキを合わせ、中の飲み物が零れそうになる。
今日は宴、皆で買い物をして、飲めや歌えやどんちゃん騒ぎ、近所の迷惑?知ったこっちゃない、今を楽しめ、明日生きてないかも知れない、俺達冒険者。
気がつけば、寝ていた。朝日が出ている。今日は皆に無理矢理、酒を飲まされた。記憶が無い。
ズキィ
頭が痛い。ズキズキする。水を飲もうと、立ち上がろうとしたら、俺が寝ていたところにはレルがいた。
膝枕してもらってたのか?とりあえず、水が欲しい。
俺は水を飲みに行った。
しばらくすると皆が起きてきた。皆頭を抑えている。
頭を抑えているレルに水を渡す。
「レル、おはよう」
「おはよう、クモ。昨日のことは覚えている?」
「いや」
「……そう、忘れてるなんていいわね」
「俺は一体何をしたんだ?」
「えーとね……」
〜回想〜
宴会、それは皆が浮かれる場所である。
「クモ〜、酒を飲みなよ〜」
「いや、いいって……酒臭さ!!!そして顔が赤!酔ってるなレル!!!」
「酔って無いですよ〜〜?ほらお酒ならここですよ?ほ〜れ飲みなさい」
「ガボガボ」
クモはそれからエレンとリバーにも飲まされた。
そして出来上がった
「なぁ〜レル〜膝枕して〜」
顔を真っ赤にしたクモがレルに覆い被さるように後ろから抱きしめる。
「ちょっ!!!離してクモ!」
「う〜、うん、ヒック……レル〜〜いい匂い……」
クモは離そうとしない。それを見て諦めたのか、レルが口を開く。
「ねぇ、クモ。膝枕してあげてもいいよ」
「ほんとぉ?やった〜」
クモはレルを離して、レルの膝元に行く。
「はいはい、こちらですよ」
レルは膝をポンポンと叩きクモを呼ぶ。
「う〜ん、いい匂い……」
クモはそのまま、深い眠りに着いた。
〜回想終了〜
「へ〜、そんなことがあったのか……」
「そうです、そんなことがあったの」
「……けどこれ悪いのレル達だよね?」
「…………そうだけどさ……」
その日は皆が二日酔いに苦しんだ。




