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ノープラン 〜異世界冒険〜  作者: ジャガさん
王都
36/115

第三十六プラン 幽霊の守りごと《ゴーストルール》その三


*前回のあらすじ*

ゴーストクミとの戦いが始まった。


***



飛ばされたクミとの距離はそこまで開いてない。

せいぜい五メートル。



「先手必勝!「幽霊の泣き声(ゴーストクライ)

手から斬撃が飛んでくる。俺一点に来るため、前に放たれた物とは威力が違う。



雲の壁(クラウドウォール)

手から雲を出し、壁を作る。雲の壁は斬撃を止めるが、それも少しの間だけだった。直ぐに壁は切り刻まれ、斬撃が飛んでくる。



「くっ!!」

マナ武装での咄嗟のガードもあんまり効果がないな。攻撃範囲が広くてガードしきれない。まぁ無いよりはいいんだけどさ。



「まだまだぁ!!!「幽霊の泣き声(ゴーストクライ)」」

さらに追撃で斬撃が飛んでくる。



「クソっ「雲の壁(クラウドウォール)」」

雲の壁を出すが、さっきと同じように、直ぐに切り刻まれてしまう。このままだとやられる。

こうなりゃ犠牲覚悟で、行くしかねぇ!



腕にマナ武装をした状態で、腕でガードしながら斬撃の中を突っ込む。



マナ武装のお陰で、腕は無事だが、他は傷だらけだ。さらに攻撃されたら不味い。一撃で決める。足を溜めて、踏み込み、ジャンプする。



これまで頑張ったおかげか、約五メートル位まで飛べた。そのまま雲を出す。

ミスト



クミは上に飛んだ俺に照準を合わせながら言い放つ。

「まさか突っ込んでくるとはな。驚いたよ。けど私が勝つ!

幽霊の泣き声(ゴーストクライ)」 」


腕に雲を纏わせて、巨大な拳を作る。

「くらえ、ゴースト!!!「巨大な雲の拳ギガントクラウドパンチ」 」

巨大な雲の拳は斬撃をくらってもそのまま進み、クミをぶん殴った。

殴られたクミは勢いのまま、飛んで行った。


「倒したのか?とりあえず確認しに行かないとな。レルとエレンの様子も見ないとな」

地面に着地して、そのままエレン達を見に行った。


***




飛ばされたクミは頭を抑えながら、上半身を起こす。

「クソ痛てぇ、なんだあの一撃。私の斬撃を物ともしない。よく生きていたな私」

自分でも感心する。聞いた話によるとゴーストは未練が多ければ多い程しぶといらしい。それ程までに、()()()に対するこの気持ちが大きいのだろうか?


「絶対に許さねぇ、()()()も、あの冒険者も」

そう呟いていると、周りに気配がした。ゴーストの気配だ。



「やられたな、クミ」

出てきたのはうさ爺だった。うさ爺は生前にお世話になった人だ。そして私とうさ爺は同じやつに殺された。この墓地にいるほとんどのやつが()()()に殺された。

そして私はうさ爺の言葉に頷く。


「……そうだね」

「では、約束を果たそうか、皆を集めろ。皆で冒険者達を倒すぞ」

「……はい」

私達は動き出した。皆で決めた約束を守るために。

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