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ノープラン 〜異世界冒険〜  作者: ジャガさん
王都
34/115

第三十四プラン 幽霊の守りごと《ゴーストルール》


*前回のあらすじ*

ゴースト退治だオラァ!!!


***


俺達が向かったのはデニーコナ墓地と言われる場所だ。そこのゴーストを退治するのが今回の依頼だ。

墓場の周りには柵があり、墓石が多くあり、辺り一面に墓石があった。墓場が少し見えるぐらいの場所に馬車から降りた。


「見た感じボロボロだな。いかにも幽霊がいるって感じ」

レルが墓場の感想を言う。その横で口を抑えている俺を気にしないで……。


「クモ大丈夫ですか?馬車で酔ってましたけど……」

「大丈夫よ、いつもの事だから」

「え!?いつも酔っているんですか!?」

そうここに来るのに、馬車に乗ったのだ。そのせいで、俺は酔った。マジでキツイ。車でも作ろうか?作り方知らないけど……。その事を考えていると、糸が体に巻き付いてきた。


「え、何kうぉっ!!!」

そのまま糸が動いて、俺の体が中に浮く。中に浮いた体は糸にされるがまま動かされ、レルにおんぶされた。


「…………何これ?」

「あんたが動かないから、おんぶして行く」

俺はおんぶされたまま、墓場に向かう。


***


墓地の出入口に向かうと、幽霊ゴーストがいた。兵士と行ってもいい、鎧を着た幽霊だ。

「貴様ら、一体何者だ!!!」

幽霊は手に持っている、槍をこちらに向けながら言った。


「俺達は冒険者だ」

「なんの用できた」

ゴーストの前にゴースト退治なんて言えない。しかし俺の考えを無視したように、エレンが言い放つ。

「ゴースト退治に来た」


その瞬間、兵士の幽霊達も、まさか目の前で言われるとは思って無かったのか、目を見開いている。


「ならば、貴様らをここから先に通す訳には行かない!!!」


エレンの腕は赤黒く光っている。おそらくマナ武装と魔力「強打スマッシュ」を使う気だ。やる気だ!

「やってみろよ、ゴーストォ!!!」

エレンの腕が振るわれると、その腕は風を起こし、風の暴力は墓場に向かって行った。エレンの腕の前にあった物は、全てが壊されており、それは幽霊も例外では無かった。マナ武装を纏った腕だったため、幽霊達も風の暴力を避けれ無かったのだろう。



「ふぅ〜、スッキリした」

「何がスッキリしただ!!!墓場の被害を考えろ!!!これじゃあ依頼を達成しても、損害賠償で依頼金が蒸発するわ!!!……むしろ借金かも知れない」

「え!?え〜〜〜!!!」

エレンはやってしまった事に気づいたようだった。

時既に遅いが。


俺達はエレンの力によって破壊された墓場に入った。

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