表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ノープラン 〜異世界冒険〜  作者: ジャガさん
王都
27/115

第二十七プラン 依頼 トロールの討伐

本編で説明して無かった事をここに書いておきます。

冒険者カードの役割について。

それぞれ依頼にはポイントが振り分けられており、難易度によって低い、高いがある。依頼を達成した冒険者の冒険者カードにポイントが追加され、ある数値になると冒険者のランクが上がります。

しかし、ランクが上がるにも試験があるランクがある。

それはCランク、から上に上がるには毎回試験があります。しかしOランクに上がるには依頼の達成以外にも必要です。それは超越者になる事が条件で、Oランクになった者はほとんどいません。

そして冒険者カードは初めに入ったマナを記憶して、その人の身分証明書になります。


*前回のあらすじ*

王都に到着ゥゥゥゥ!!!


***


王都の冒険者ギルド。とても大きく、ナンセの街のギルドとは倍ぐらいありそうな大きさだ。


俺達は宿屋に荷物を置いたあと、王都の冒険者ギルドに来ていた。


「にしてもでけぇな。しかも人も多いし」

「だろうね。王都には人が多く集まる。集まり過ぎな気がするけどね」

冒険者ギルドに入ると、入口付近には受付。奥にはクエストボート、酒場が見えた。

そして、レルの意見には同意する。人口密度は東京と比べても同じくらいにはなりそうである。


「なんか依頼でも受けるか?」

「そうだね。……いい依頼があるとは思えないんだけどね」

そう言いながら、クエストボートを見る。


クエストボートには所狭しと依頼が張り出されていた。冒険者の数は多いのに、依頼の消化が済んでいないのだろうか?


「お?これなんかどうだ?」

レルが依頼を見せてくる。


「え〜となになに?トロールの討伐?」

トロール、確か二から三メートル位の大きさで、身体がブヨブヨしている魔物だったか。その巨体からの攻撃は強烈らしい。そして依頼はそのトロールを一体討伐して欲しいそうだ。


「トロールか。いいんじゃないの?場所は……近場の森だな。この依頼を受けるか?」

二人に聞くと、コクリと頷く。


受付に向かい、依頼書を出す。

「この依頼を受けたいんですけど?」

その後、手続きを済ませ、準備をして出発した。


***


冒険者ギルドの依頼を受けて、トロールの討伐に向かう俺達。にしても……


「にしても受付さん、すげぇ俺達を引き止めたよな」

「そうですね。あそこまで止められるとは……」

「確かに」

そう、俺達は受付さんに行くのを止められたのだ。

「やめた方がいいよ」と。「いや行きますけど……」と言ったら「いやいや、やめた方がいいですよ」と。その後数回問答をしていたら、受付さんが折れて、受けれたのだ。


「なんであそこまで止めたのかな?」

「弱く見られたのかな?」

「そうかもね」

「それとも、依頼のトロールがとても強いとか?」

そう言いながらも進んで行く。

森には木の根っこが張り巡らされており、足場が悪い。戦いの中、これに引っかかったら、最悪死ぬな。

ズシン、ズシンと足音が聞こえる。

足音を出しているのはトロールだった。二メートル位の身長に、ブヨブヨした体に緑色の皮膚。正しく化け物と言った感じだ。


「いたぞ!どうする?」

もうちょっと奥にいると思ったけど、意外と近かった。予想外の戦闘の時はどうするか決めていた方がいいな。


「手っ取り早く行く!レルが糸で止めてから、俺とクモで叩く!」

「 「おう」 」

トロールが気づく前に、こちらが先手を取れた。おそらく、油断していたのだろう。


(ストリング)

木々の間を抜けて、レルが糸を出し、首、手、足を縛る。急に足と手を縛られて、不自由になった体は、バランスを崩し、倒れる。


「ウブェブェーーー!!!」

変な声を上げながら、倒れるトロール。すかさずに、エレンが魔力を使い、肉薄する。


強打(スマッシュ)!!!」

倒れる最中に、エレンが、トロールの顔面にアッパーカットを食らわす。その一撃は、()()()()()()()()()()()()()()だった。




食らったトロールの顔は変形し、大きく歪み、あまりの勢いか、首が持たなかった。首は吹き飛び、ぐらりと身体が力無く倒れた。


トロールの首がどこに行ったか周りを見るが、もう首は見えなかった。


この後、トロールの首を回収するため、森の中を探しまくった。王都に着く頃には日も沈みかけていた。


***


日も沈み、夜。


受付は心配をしていた。

「昼の間に来た、冒険者達がまだ帰って来てない」

「?よくある事じゃないの?」

「まぁ……そうなんだけど、まだ幼そうだったし、大丈夫かな?」

そう噂していると、ギルドのドアが開かれる。


「フゥー、やっと着いた」

息を吐き、トロールの死体をギルドの窓口に置く。


「こいつらを買い取って欲しい。後、依頼の達成も。討伐証明部位の魔石はこちらに」

受付さんは俺達を見ると、「もう遅いですよ」と言った。


俺はそんなこと露知らず、死体の買取を待っている。魔物の死体は結構な量だった。理由はトロールの首を回収する時に、他の魔物と遭遇したからだ。

魔物の死体はいい感じに売れ、依頼も達成した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ